本記事では、マレーシア クランタン州の州都コタ・バルの中心街にあるイスラム教モスク「Masjid Muhammadi」について、実際に撮影してきた写真とともに建物の様子について紹介します。
現在マレーシアクアラルンプールに住む私たちは、2022年旧正月期間(1月末~2月初旬)にクアンタン/コタ・バル/トレンガヌ へ「マレー半島東海岸縦断旅」をしてきました。旅行中立ち寄った場所のなかから、それぞれの場所でおすすめのスポットをピックアップして写真と一緒に情報や様子をレポートします。
Masjid Muhammadi 情報
クランタンの街の中心部、博物館や歴史的建物があつまるカルチャーゾーンの一角に佇む大きなモスク「Masjid Muhammadi」は1867年に最初の建物が建てられ、1922年に今の英国様式を取り入れた建物に建て替わったそうです。(その後増・改築済み)
モスクは人々の信仰の場だけではなく、1960年代ごろまではクランタンの偉大な学者たちがイスラム教について研究・講義を行い、人々が勉学に励む場所としても活躍していたのだそうです。
モスク写真
中に入って見学ができない時期だったため、撮影できた写真は外観のみ。夜に撮影したので夜の様子です。
大きくて立派な建物。確かに建物の様子は、イスラム様式・西洋様式が混ざり合っている感じがします。不思議な雰囲気。
▼ライトアップもとても美しいです。
開放的なデザイン
モスクへの入り口や建物自体を開放的なデザインにすることで、礼拝を行うのに快適なだけでなく、暑い日や仕事の後に皆が休む場所として利用しやすいようにしているのだそう。
祈りの場としてだけでなく、地域住民の信者たちの憩いの場となっているのだね。
▼開放的なデザインゆえ、外側の建物の中の様子は一部外からでもみることができます。
猫仲間たちの憩いの場でもあるにゃー
中の様子
Instagramの写真をお借りしています。すごく綺麗に整備されていて、『Masjid Ulul Albab』でみたようなコタバルや東海岸の伝統的なピラミッド屋根の部分もあったりして文化が混ざり合う様子も伺えます。もしまた行く機会があればぜひ中の方も見学してみたいです。
モスク前マーケット
モスクの目の前、道路を挟んで反対側には信者たちのための礼拝用の服や帽子、マットなどが売られているマーケットもありました。
所在地
Masjid Muhammadi
住所:D1, Bandar Kota Bharu, 15000 Kota Bharu, Kelantan
アクセス
コタバルの中心街からは徒歩圏内。
クランタン「Sultan Ismail Petra空港」からモスクまでは車で約15分。
〈車/駐車スペース〉
モスクの目の前に広い駐車スペースあり。
開館時間
AM5:00 – PM10:00
入場料
無料
まとめ
クランタンの街の中心部に位置するモスクなので、その存在感は大きいです。様々な文化や様式が混ざり合う歴史を感じる建物。クランタンの街の中心部に滞在予定の方はぜひカルチャーゾーンの見学とともに見学されることをおすすめしたいです。夜のライトアップも綺麗で幻想的でしたので夜もおすすめです。クランタンに訪れる予定で興味のある方へ情報が参考になれば幸いです。
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