マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン

マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン コタバル
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本記事では、マレーシア クランタン州の州都コタ・バルの中心街から北に向かう途中の村トゥンパッにあるタイ仏教寺院「Wat Phothivihan」について、実際に撮影してきた写真とともに建物の様子について紹介します。

こんな人におススメなスポットです
  • コタバル周辺の観光スポットを探してる
  • 宗教建築・建造物を見るのが好き
  • 仏教寺院でお参りがしたい

現在マレーシアクアラルンプールに住む私たちは、2022年旧正月期間(1月末~2月初旬)にクアンタン/コタ・バル/トレンガヌ へ「マレー半島東海岸縦断旅」をしてきました。旅行中立ち寄った場所のなかから、それぞれの場所でおすすめのスポットをピックアップして写真と一緒に情報や様子をレポートします。

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Wat Phothivihan ポティヴィハン寺院 情報

クランタンの州都の街コタバルからさらに北へタイの国境まで向かうため「Tumpat/トゥンパッ」の村を北上。途中、ガイドブックに載っていた巨大な涅槃仏のあるタイ寺院へと向かうため途中、西の方向へ。この寺院はガイドブックや観光案内にも載っているクランタン州の中でも有名な観光スポットです。

マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン

1973年に設立したタイ仏教寺院。この周辺地域は、かつてタイ領だった歴史あり、いまも仏教色が色濃く残るエリアなのだそうです。

トゥンパッ村には仏教寺院が25カ所

マレーシアクランタン州のトゥンパッはタイの国境の村であり、国境が引かれるもっと昔からこのエリアでは現在のタイとマレーシアの人々が一緒に暮らしていた地域。このエリアを走っていると、ところどころに仏教寺院とイスラム寺院が点在していてそんな地域なんだということがよくわかります。

Wat Machimmaram

この村でもうひとつ有名なタイ仏教の寺院に「Wat Machimmaram」があります。

マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン
時間がなく立ち寄っていないので、車窓からの写真です。

こちらにも大きな仏像が鎮座していて、イスラム教色の強いマレーシアの東海岸とは思えぬ、まるでタイの村にいるような光景をみることができます。

Google マップ

敷地内の様子

敷地内はかなり広いです。そしてなぜだか野良犬たちの天国と化しています。(と言っても、全然狂暴な感じはなくみんな日陰でお昼寝していて穏やかな感じで可愛いです。※刺激したりしなければきっと大丈夫かと。私たちも滞在中怖い思いは一切しなかったです。)

マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン

敷地の真ん中にも置物のようにわんこ。

マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン

涅槃仏

お待ちかねの涅槃仏はこちらです!想像していたよりもかなり大きい。サイズは、全長41.2m×高さ10.7mありマレーシア最大なのだそうです。

マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン

穏やかな顔をしています。田舎の村の落ち着いた場所にある寺院でとても静かなのもあり、穏やかな気持ちになりました。

マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン

ワットポーと比べてみる

Wat Pho (Reclining Buddha Statue)

涅槃仏といえば、タイでいちばん有名な仏教寺院「Wat Pho/ワットポー」の涅槃仏があります。ワットポーの涅槃仏の全長は46mで高さは15m。

マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン
2018年8月訪問時撮影。

比べてみるとこちらの方が大きいですが、マレーシア最大の涅槃仏もかなりの大きさです。あと、こちらは建物の目の前に柱が建っているので、トゥンパッのお方は横になっている姿が正面から丸々見えているので見やすさだけで言うならトゥンパッの涅槃仏の勝利

ジニー
ジニー

いや勝ち負けではないニャー

Google マップ

木の下の仏頭

木の下に仏様の顔・・・これどこかでみた光景に似ています。

マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン

ワットマハタートと比べてみる

Wat Phra Mahathat

タイのバンコクから北、アユタヤの遺跡群のなかでこれまた有名な木の中に埋まる仏頭。

マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン
2018年8月訪問時撮影。

アユタヤの仏頭は偶然落ちたものがこうなったと聞きましたが、ここの仏頭はこの場所を模しているのでしょうか?(詳しいことは分からず)

ジニー
ジニー

とりあえず奉公人、若いニャー

Google マップ

タイ建築の建物

その他にもタイ建築の建物がいろいろあります。

国境を越えてタイからもたくさんの方が訪れる寺院なのだそうです。(この時はまだ国境封鎖されていた時期だったためか訪問者はあまり見られませんでした。)

売店・休憩所

小さな売店もあり、軽食や飲み物もいただけるようです。この日はココナッツが大漁だったようで。暑い日は助かりますね

マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン

所在地

Wat Phothivihan
住所:Kampung Jambu, 16200, Tumpat, Kelantan

アクセス

コタバルの中心街からは車で約30分。
クランタン「Sultan Ismail Petra空港」から寺院までは車で約45~50分。

〈車/駐車スペース〉
寺院敷地内にはかなり広い駐車スペースあり。

マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン
わんわん天国なので、犬たちが寝ている場所を避けて駐車してあげると良いでしょう。

開館時間

AM9:30 – PM6:30

入場料

無料

まとめ

マレーシアにいながら、まるでタイに来たような不思議な雰囲気に包まれている村。なかでもこの寺院はとても穏やかで、涅槃仏を見ていると心が落ち着くような感じがしました。特にこんな時代になってしまい、数年間自由に行き来もできなくなってしまった国境はもれなくこの地域も例外ではなく。国境なんて本当に必要なのかなぁと、いろんな気持ちになる場所でした。時間が許すなら、ぜひトゥンパこのスポットに立ち寄りこの村や寺院の雰囲気や空気を味わってみていただきたいです。

マレーシアの村に横たわる41mの巨大な涅槃仏 タイ仏教寺院【Wat Phothivihan ワットポティヴィハン】@マレーシア クランタン

▼このあと、タイ国境のこちらのマーケットに向かいました。

▼こちらはクアラルンプールのすぐそばにあるタイ仏教寺院の記事です。

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本記事内容の引用元・参考リンク・サイト一覧

記事の内容は2022年2月に訪問した時点の情報です。

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このブログを書いてる人
LANI

2021年~夫婦でマレーシア クアラルンプール在住。
元旅行仕事人。マレーシア旅行記やおすすめ情報を中心に記事更新中。帯同生活やペットとのくらしに役立つ情報など「私自身が知りたかったこと」を軸に記事を書いています。同じような悩みを持つ方や、旅行の計画やお出かけのアイデアに役に立つと嬉しいです。
登場人物→LANI(執筆者)・PON(夫)・Ginnie(マレーシア生まれの我が家の保護猫)

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