本記事では、マレーシア クランタン州の州都コタ・バルの中心街にある、歴史ある建物や王宮などの博物館が立ち並ぶエリアカルチャーゾーン内にある8つの観光スポットやフォトスポットをどんな場所があるのか簡単な説明と一緒に紹介します。
現在マレーシアクアラルンプールに住む私たちは、2022年旧正月期間(1月末~2月初旬)にクアンタン/コタ・バル/トレンガヌ へ「マレー半島東海岸縦断旅」をしてきました。旅行中立ち寄った場所のなかから、それぞれの場所でおすすめのスポットをピックアップして写真と一緒に情報や様子をレポートします。
コタバルのカルチャーゾーンとは?
コタバルの街の中心街には、博物館や王宮など歴史ある建物やランドマークがたくさん集まるエリアがあります。下記に紹介している全ての場所は、ほぼ隣同士で徒歩圏内で歩いてまわれるので、興味のある方はこのエリアを周ると楽しめると思います。
私たちは日程的に各博物館の中にゆっくり入って見て周ることはできませんでしたが、立派な外観を見て周ったり、コタバルのランドマークにもなっている門の場所で写真を撮ったりするだけでも十分楽しめたので、各場所の概要を簡単に紹介していきます。
1 Istana Jahar
1887年に王宮として建てられた建物で、現在はマレーシア王室の伝統を紹介する民俗博物館。婚礼で使用された衣装や装飾品、クランタン州の伝統工芸品などが展示されています。カルチャーゾーン内では一番メジャーな観光スポット。
2 Al-Quran Rehal Park
クランタン コタバルのランドマーク的存在の立派な門。「Istana Jahar」のすぐ横、「Istana Balai Besar」の目の前。コタバルに来たのなら、時間が無くてもとりあえずここで撮影しておくべきフォトスポットだと思います。
マレーシアではお決まりの『I♡KB』(KB=Kota Bharuの略)モニュメントもここにあります。
▲夜のライトアップの様子もすごく綺麗でした。近くでよく見ると装飾も細かくて美しいです。
3 Istana Balai Besar
クランタン州の歴代スルタンの住んだ宮殿。1920年を最後に、現在住居としては使われていませんが公式行事などイベントが行われたりするのに使われるそう。
▲木造の彫刻が見事な立派な門も必見です。
4 Istana Batu
王室博物館。かつて王家の結婚式が行われた場所で、現在は歴代王スルタンの写真や調度品などが展示されているそうです。
5 Muhammadi Mosque
Al-Quran Rehal Parkの対角線上に位置するクランタン州立のイスラム教モスク。
詳しくは個別記事にまとめたので興味のある方はここからどうぞ▼
6 Muzium Islam
「イスラム博物館」イスラム教の歴史や諸行事について文献や写真の展示があります。
7 Kampung Kraftangan
クランタンの伝統工芸、凧やバティックなどの展示がみられるハンディクラフト博物館。
8 Bank Kerapu/Memorial Perang
「戦争博物館」第二次世界大戦に関する資料が数多く展示されており、日本軍がコタバルに上陸した際の資料や写真もあり、日本に関する展示物も数多く展示されています。
▲日本とイギリスの国旗が入り口の目印。私たちはタイミング的に開館時間に見られなかったので建物の前で写真だけ撮りました。
どんなポーズやねん。
まとめ
見どころやフォトスポットが街の中心に集中しているので、歩いて周れるのは観光客にとっては便利で助かります。マレーシア、クランタンの歴史や文化にどっぷりつかりたい方はぜひ時間を取ってこちらのエリアでの観光がおすすめだと思います。時間がなくても、建物や門のまわりを見て周る街歩きだけでも十分楽しめます。
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