本記事では、マレーシア クランタン州の州都コタ・バルの街にあるマーケット生鮮市場「Pasar Siti Khadijah Central Market/パサール・シティ・カディジャー・セントラルマーケット」について、マーケットの様子やおすすめポイントなどを撮影してきた写真とともに紹介します。
現在マレーシアクアラルンプールに住む私たちは、2022年旧正月期間(1月末~2月初旬)にクアンタン/コタ・バル/トレンガヌ へ「マレー半島東海岸縦断旅」をしてきました。旅行中立ち寄った場所のなかから、それぞれの場所でおすすめのスポットをピックアップして写真と一緒に情報や様子をレポートしています。
Pasar Siti Khadijah 情報
クアラルンプールから北東、マレー半島の反対側東海岸北端に位置するクランタン州、州都の街「コタ・バル」。
この街には大きくて有名なパサール(Pasar=マレー語で市場の意)があるということで、行ってきました。実は私たちにとってマレーシアで大きなパサールマーケットに行くのはここが初体験だったのですが大変活気にあふれていて、かなり見応えのあるマーケットでした。
パサールマーケットの様子レポ
駐車
近くの駐車スペースに車を停めて、市場まで歩いて向かいました。(車移動の場合、市場周辺はかなーり混雑していて渋滞がすごいので、少し離れた場所に停めていく方が断然楽です。)
▲道にはこんなカラフルな人力車も走っていました。可愛い。
入り口
パサールの入り口前には色んなパターンのデコデコ人力車。マラッカ旅行で見たことのあるあのビッカビカなものよりは全然控えめでしたが、クランタンの文字や州旗がついてたりして可愛いかったです。旅の思い出にも良さそう。
生鮮食品エリア
まず1階部分を広く占めるのは生鮮食品のエリア。新鮮な野菜や果物がずらっと並びます。しかも安い!
さすが海沿いの街、新鮮そうな獲れたてカニやエビ、イカ、魚たちも沢山。
▼ここの魚売りのおじちゃん、なぜかキレキレなロボットダンスを踊ってて、カメラ向けたらポーズまでキメてくれました。楽しい時間をテリマカシ~!
マーケット建物の中には猫ちゃんたちもいっぱいうろうろしています。
きっと魚のおこぼれを狙っているニャー
▼さらに建物の奥の方に進むと、広い吹き抜けの空間が現れます。
ガイドブックで見てた光景!カラフルできれい!
ここの建物は8角形に3階建てになっていて、それぞれの階で売っているものの種類が異なり各々エリアで分かれています。
▼小分け作業をするマレー系のおかあちゃん。こういう光景を見ると「街の台所なんだなあ。」と、なんだか心があたたまる。
加工食・スナックエリア
階段を上ると、また漂ってくる香りががらっと変わりスパイスや乾物のにおいがプンプン。
どのお店にも大量に積まれているこの赤いパッケージのお菓子。一体これは何なんだ…と店員さんに聞いてみました。
これは皆が好きなクランタン銘菓よ。とっても美味しいのよ!
なんか周りのお客さんもみんな超大量に買ってるし、気になりすぎる。会社のお土産にしよ!
という事で、爆買い。
50袋くらい買いました。でも1袋1~2RM(約29~58円)位なので超お手頃価格。
▲魚のすり身からつくられているスナック菓子で、日本の海鮮おせんべい的な感じです。右はノーマル、左は甘辛いたれでコーティングされています。けっこう美味しくて私は気に入りました!
会社のみんなにも喜ばれたよ!(速攻在庫無くなった)ハラールのお菓子だから、安心してマレー系の方にも渡せる。
土産品エリア
クランタンデザインのキーホルダーやマグネット、飾り用の凧など土産品が販売されているエリアもあります。
学生時代から旅先でマグネットを買うのが私の中で定番なので、マグネット探し。3つで10RM。
MCO期間中、ずっと旅行もできなかったからこういう小さな買い物でも幸せを感じる。泣
▼「ワウ」デザインを含め3つクランタンデザインマグネットをゲット。
洋服・アパレルエリア
所狭しとヒジャブやバジュクルンはじめ色々な洋服が並びます。
ジャウィ文字のかっこいいTシャツもたくさん。東海岸では特に見かけることも多いので、せっかくならやっぱり「ジャウィ文字」アイテムもお土産に良いかと思います。
▼3階からの景色も、とても綺麗で圧巻なのでぜひ上まで登って下を覗いてみてください。
その他雑貨エリア
雑貨類もいろいろ興味深いものが販売されています。アンティークを販売するお店もありました。
▲調べてみたら、こういうものなのだそうです。お子さんが一緒の場合はおもちゃと間違えて触ってしまわないように注意が必要だと思います。あと、お土産で購入しても手荷物機内持ち込みはもちろんできないので要注意。
アクセサリーエリア
天然石リングのきらめき具合に目を奪われ、思わず撮影。
ゴールドアクセサリーの販売店も外側に軒を連ねていました。
フードエリア
フード屋台も並んでおり、ローカルフードからドリンク、デザートなどメニューも幅広く、買い物を終えたお客さんでとても賑わっていました。
クエエリア
マレーシアの伝統菓子「Kuih/クエ」専用の販売エリア。
あれ?あれはジニーの幻覚?!
仲間にオマエタチの監視を頼んでいたニャー
所在地
Siti Khadijah Market
住所:Jalan Buluh Kubu, Bandar Kota Bharu, 15000 Kota Bharu, Kelantan
アクセス
クランタン「Sultan Ismail Petra空港」からマーケットまでは車で約20分。
観光スポットも集まっているコタバルの中心街のなかの立地です。
〈車/駐車スペース〉
敷地内にも駐車スペースありますが、買い物客や搬入車でかなり混雑していて路駐もめちゃくちゃ多く危ないので、少し離れた場所の駐車スペースに車停めて歩くのが無難です。または、ホテルが近ければ歩きで行って、帰りはデコ人力車で帰るというのもありかも。
営業時間
AM7:30 – PM6:30
※お店によっては早めに閉まってしまうようなのでできるだけ午前中に行くほうが良いと思います。
まとめ
かなり大きなパサールマーケットで、見て周るだけでもいろいろなものがあってとても面白いです。食品・日用品からクランタン伝統工芸品やお土産まで何でも揃っています。何を買えば良いのかわからなくても、周りの人たちが何を買っているのか観察したり店員さんに尋ねれば皆さん優しく教えてくれます。新しい発見もたくさんあり、店員さんも皆親切でとてもエキサイティングな初パサール体験でした。コタバルに立ち寄る・滞在予定の方はぜひこのパサール『Siti Khadijah』は必訪のスポットとしておすすめしたいです。
コタバル観光やお出かけ情報の参考になれば嬉しいです!
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