マラッカカフェ 世界遺産オランダ広場とスタダイス中庭の穴場カフェ【Stadthuys Cafe】＠マレーシア マラッカ

本記事では、マレーシア マラッカ観光の中心街オランダ広場のスタダイス内にあるカフェ「スタダイスカフェ／Stadthuys Cafe」について、お店の様子や注文したメニューなどを撮影してきた写真とともに紹介します。

スタダイスカフェ 情報

クアラルンプールから南西岸方面へ車で約2時間、世界文化遺産のひとつが存在するマレーシアの一大観光地マラッカ州の州都「マラッカ」。

マラッカ観光の起点になる場所といえば、サーモンピンクに染まった建物が並ぶ「オランダ広場」。

本記事で紹介するのは、オランダ広場のシンボル的存在でもある「スタダイス」の中庭にある素敵な穴場カフェです。

スタダイスの概要

スタダイスは1650年、マラッカ王国のオランダ統治時代に総督邸として建てられた東南アジア最古のオランダ建築の建物。

現在は歴史博物館・民族博物館としてマラッカやマレーシアの歴史や工芸品、民族衣装などがパネルとともに展示されています。

カフェへの行き方

博物館内を見学したい場合は、中に入ってからカフェに寄ることもできますが最初からカフェのみで利用することもできます。

私たちは2度目のマラッカ旅で前回一度来てるので、今回はカフェのみ利用。

入場するときと同じように階段をのぼります。

チケット売り場のスタッフの方に「カフェを利用したい」と言うと裏口を案内してくれます。

外観

裏口から入ると、スタダイスの中庭に出ます。

連休中だったのでジョンカー通りはじめチャイナタウン周辺のカフェはどこも混んでいましたが、ここだけなんて落ち着いた空間なのでしょう。

カフェ自体はとても小さくてこんじまり、とっても素敵な小さなお部屋です。

店内の様子

こちらのカフェ、2020年にオープンしたばかりなのだそうでどこのガイドブックにもまだ載ってません(なので、穴場です！)。

風がある日なら外席も気持ちよさそう。

メニュー情報

サンドイッチやクロワッサンなどの軽食、ケーキやマフィン、カフェメニューも小さなカフェなのになかなか豊富。

レジ横やショーケースに入っている手作りケーキやマフィンもどれもとても美味しそうでした。

注文品

▼右Iced Latte Gula MelakaRM10.90(約327円)、左コカ・コーラRM3.50(105円)

▼Egg Mayo Croissant Sandwich RM10.90(約327円)

▼CookiesプレートRM6(約180円)

ここの手作りクッキーが香ばしくてすごく美味しかったので、1箱購入して持ち帰りました！

所在地

Stadthuys Cafe／スタダイス・カフェ
住所：Jln Kota, Bandar Hilir, 75000 Melaka

アクセス

オランダ広場から徒歩約3分。

〈車/駐車スペース〉
いちばん近い公共パーキングは「Muzium Sejarah Parking Lot」だと思います。

営業時間

AM9:00 – PM5:00
※曜日によって営業時間が変わることがあるそうなので要問合せ。

オランダ広場の建物色の秘密

せっかくなのでカフェの情報と一緒に、マラッカの建物について豆知識をシェアします。

調べてみると、けっこう衝撃な理由でした。

建設当時のオランダ占領時代、これらの建物はすべて灰色でした。ところがその後、イギリス植民地時代に労働者たちが嚙んでいたビンロウの色で建物の外壁のあちこちが赤く汚れしまい、その汚れを隠すために、現在のサーモンピンク色に塗り替えた、といわれています。

マレーシア政府観光局公式サイトより

ビンロウとは？

ビンロウとは東南アジアに広く分布するヤシ科の植物。その実をかじることで一種の精神高揚作用があるといわれており東南アジアを中心にパキスタンやインド、台湾などでは嗜好品として多くの方に好まれています。

ビンロウの実の実物を、ポルトガル村へ寄った際に見つけました。

まとめ

たくさんの観光客でにぎわうサーモンピンクのオランダ広場。

色の由来はなかなか衝撃的でしたが、スタダイス中庭のカフェは本当に素敵な空間で、マレーシアにいることを忘れてしまうような、ほんの少しヨーロッパ感のある雰囲気でした。

穴場感もあってとても落ち着いた雰囲気なので、スタダイスを見学する方やオランダ広場周辺で素敵なカフェでひとやすみしたい方にぜひおすすめしたい場所です！

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