本記事では、マレーシア トレンガヌ州の州都クアラ・トレンガヌの街にある観光スポット&マーケット「Pasar Payang Terengganu/パサール・パヤン・トレンガヌ」について、マーケットの様子やおすすめポイントなどを撮影してきた写真とともに紹介します。
現在マレーシアクアラルンプールに住む私たちは、2022年旧正月期間(1月末~2月初旬)にクアンタン/コタ・バル/トレンガヌ へ「マレー半島東海岸縦断旅」をしてきました。旅行中立ち寄った場所のなかから、それぞれの場所でおすすめのスポットをピックアップして写真と一緒に情報や様子をレポートしています。
Pasar Payang 情報
クアラルンプールから北東、マレー半島の反対側東海岸に位置するトレンガヌ州、州都の街「クアラ・トレンガヌ」トレンガヌ州は人口の95%がマレー人という地域柄、他の州よりもイスラム色の強いまちの様子や文化なども見どころです。
そんなトレンガヌの街の中心地、ベイエリア沿いに『Pasar Payang Terengganu』という名前の大きくなパサール(Pasar=マレー語で市場の意)があるということで、行ってきました。
クランタンのコタバルでもいくつかマーケットに行き楽しくて、今回紹介するトレンガヌのマーケットでも売っているものや雰囲気が少し違っていたりしてその違いも楽しみながら買い物しました。こちらも見応えがあってとても面白いマーケットでした。
▼クランタンで訪れたマーケットについてはこちら
パサールマーケットの様子レポ
駐車
▼マーケットの前はこの通り、大渋滞ゾーンです。でも建物目の前の道だけではなく、裏側のベイエリアにも駐車場は沢山あるので場所の余裕をもって停めたい場合はベイエリアへ駐車して歩くことをおすすめします。
入り口
建物の入り口は基本四方八方どこからでも入れるようになっています。ここはメイン道路側の入り口。
外側エリア
▼建物の外にもテントがたくさん並んでいて、外側では主にフルーツ、生鮮食品、飲み物、調理品、お菓子などがならんでいます。ベイエリア側には食堂がずらっと並んでいます。
▲東海岸名物『クロポッ』屋台もたくさん。クロポッってなんぞやという方はこちら参照ください↓
お菓子テント
手作りのスナックを売っているお店。これなんだろう?と見て歩くだけでも楽しい。
伝統スナック「Apit-Apit」
▼日本のヨック〇ックのシガールにそっくりなお菓子を発見。『APIT-APIT』と書かれています。調べてみると、インドネシアやマレーシアで作られる伝統スナックなのだそう。
購入して食べてみましたが、ココナッツの香りがしてサックサクでとても美味しかったです。お茶菓子にもぴったり。
調味料・スパイス
このコーナー、やはりさすが東海岸という感じで海鮮系の香り充満。地元の人々の台所的なかんじで、たくさんの人たちがたくさん袋を両腕に抱えお買い物しています。
ゴールド・アクセサリー
ゴールデンなアクセサリーたちのきらびやかなエリア。
内側エリア
建物の中に入ります。こっちにもお菓子のコーナー続いてました。そして、コタバルのマーケットで大量買いしてきた東海岸名物の甘辛スナック、こちらでも購入できます。
お土産品エリア
観光客には嬉しい、ザ・お土産品なお店も。トレンガヌの文字が入ったグッズなんかも手に入ります。
▼トレンガヌのヒジャブお姉さんキーホルダー。表情に味がある。
▼コンパクトに折りたためるバティック布のエコバッグ。確かひとつRM25だったかな?色柄がドストライクだったので買うかものすごく悩みました。
食器・キッチン用品
パステルカラーで可愛らしいティフィン弁当箱やポットなど食器を売っているお店もあります。
洋服・アパレル
▼ジャウィ文字も入ったトレンガヌTシャツ、1枚RM10。サイズが無かったので店員さんに奥から在庫を出してもらったのですが、他のデザインも可愛くてまた、悩むループ。笑
洋服屋さん・ヒジャブ屋さんのエリアがかなり広くて、見て周るとまるで迷路のよう。建物は新しい感じなので、それぞれの通りに”B3”のように数字がふられていてそれで居場所確認ができます。
ほんと楽しすぎて、何時間でもみていられる~!ヒジャブも購入したよ。
妻の無限買い物中、ぼくはフードコーナーで食い倒れていたよ!
▲買い物にあまり興味がない方は、屋台コーナーも活気があって種類も多くて楽しいのでおすすめ。実はマーケットにラクサムのお店もありました。ラクサムについては↓
トレンガヌバティック
マレーシアの伝統工芸品・伝統文化としても有名なバティック布(Batik)。トレンガヌのマーケットでも取り扱っているお店がたくさんありました。
バティックとはマレーシアやインドネシアの伝統ろうけつ染め布地で、特にトレンガヌ州はマレーシア国内でもバティックの特産地として有名なのだそう。伝統的な柄や色づかいは、地域によっても違うのだそうです。
ブラックを基調としたシックでパキッとした色味のものが多いのですが、マーブル染めの優しい柄のバティックシリーズを発見。
こりゃ可愛すぎる。全色良すぎて選ぶの不能なのだが?!(白目)
何色が気になるの?どんどん広げていいわよ~!
お店のマレー系のかわいいおばちゃんがすごく優しくて、一緒に広げてどれがいいかなーって言いながら選びました。途中で別のお客さんが「私ならこっち」とか乱入してきて、すごく楽しい時間でした(笑)
1枚だけ購入するつもりだったのに結局、こちらの2色をお買い上げ▼
バティック布は1枚2メートルでRM10~RM20位が相場。複数買う場合は価格交渉も可能です。
私もシロウトなので伝統柄の地域による違いはよく分かっていませんが、トレンガヌバティックはこのフラッグのような柄の上に細かい花柄が重なっていて、とても素敵です。
今は家具のカバーみたいにして掛けて使っているけど、のちのち裁縫得意な母に小物作ってもらおうかなと考え中。(他力本願☆)
こんな風にお店の方や地元のお客さんとの交流もあったりして、単純に買い物だけじゃない魅力があるのが、私がパサールマーケットに魅了される理由のひとつでもあります。
所在地
Pasar Payang Terengganu
住所:Jalan Sultan Zainal Abidin, Kampung Tanjung Kapur, 20200 Kuala Terengganu, Terengganu
アクセス
トレンガヌ「Sultan Mahmud空港」からマーケット周辺までは車で約15分。
〈車/駐車スペース〉
マーケット周辺・特にベイエリアには広い駐車スペースあり。
営業時間
AM7:00 – PM6:00
※お店によっては早めに閉まってしまうようなのでできるだけ早い時間に行くほうが良いかなと思います。
まとめ
クアラトレンガヌの気持ちの良いベイエリアにある大きなパサールマーケット。見て周るだけでもいろいろなものがあって時間を忘れて楽しめます。食品・日用品から、お土産・洋服・バティック布まで何でも揃います。店員さんも意外と、コタバルのパサールよりも英語ができる方が多かったように感じました。が、数字だけでもマレー語で言うと喜んでくれたので、より楽しむなら簡単なマレー語を覚えておくと更に楽しめるかなと思います。
クアラトレンガヌに立ち寄る・滞在予定の方はぜひこのパサール『Pasar Payang』は必訪のスポットとしておすすめしたいです。
クアラトレンガヌへの旅行や観光スポットの情報収集をされている方へ、記事の内容が参考になれば幸いです。
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