【世界文化遺産の古都】マラッカのおすすめ観光スポット17選＆アクセス情報

クアラルンプールから南西岸方面へ車で約2時間半、マレーシアの世界文化遺産のひとつが存在する街マラッカ。

本記事では、マラッカ観光のおすすめスポットやアトラクション、クアラルンプールからのアクセス方法など実際に私たちが旅した経験を交えて紹介します。

マラッカ 基本情報

概要・歴史

マラッカは、クアラルンプール中心街から南西方向に車で約2～3時間の距離に位置する、マラッカ海峡に面するマラッカ州、州都の街。

2008年にマレーシアの世界文化遺産にも登録された独特の文化と歴史がある街で、クアラルンプールからの日帰り旅行で最も人気のある観光地でもあります。

15世紀初頭にマラッカ王朝として栄えた古都マラッカは、その後のオランダ・ポルトガル・英国統治時代を経て建てられた歴史的建物が多く残されています。

また、華僑とマレーの文化が混ざり合って生み出されたババ・ニョニャ文化など、独特の文化や歴史を色濃く感じられる魅力ある街です。

マラッカ観光おすすめスポット17選

私たちがマラッカで実際に立ち寄った場所やアトラクションについておすすめの観光スポットを17つ紹介します！

これからマラッカへの旅行を計画されている方へ参考になれば幸いです。

オランダ広場周辺

①オランダ広場

17～18世紀にかけて建てられた歴史的な建造物が美しく見応えのある、世界遺産にも登録されているマラッカ観光の中心地となる広場。

サーモンピンク色の建物を背景に、アイラブマラッカのモニュメントで記念撮影するのが鉄板。

②マラッカキリスト教会

1753年、オランダ統治時代に建てられた教会。

祭壇の奥にある「最後の晩餐」レプリカも必見。

③スタダイス

スタダイスは1650年、マラッカ王国のオランダ統治時代に総督邸として建てられた東南アジア最古のオランダ建築の建物。

現在は歴史博物館・民族博物館としてマラッカやマレーシアの歴史や工芸品、民族衣装などがパネルとともに展示されています。

④セントフランシスザビエル教会

1849年、ザビエル氏の宣教活動を称えるためにフランス人牧師が建設したゴシック様式の教会。15世紀に建てられた修道院の跡地でもあります。

教会の敷地内には、ザビエル氏の銅像とともに彼を日本への布教に導いたといわれている日本人、やじろうの銅像が並んで置かれています。

セントポールの丘周辺

オランダ広場からスタダイスの階段をのぼりそのまま上にのぼっていくと、セントポールの丘へと続きます。

⑤セントポール教会

ポルトガル統治時代、ポルトガル人によって建てられた丘の上に建つ教会。現在はその跡地として建物の外壁だけが残されています。

手前に建つのは日本にも布教にやってきたフランシスコ・ザビエル氏の像。

ザビエル氏の死後遺体がこの教会の中で9か月間安置されていたそうで、安置されていた場所も金網で残されています。

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⑥サンチャゴ砦(ファモサ)

1511年、ポルトガル軍がオランダ軍との戦いに備えるために造られたといわれる砦跡。当時は正面が海岸線だったのだそうです。

防壁は19世紀にイギリスによって壊されてしまったそうで、現在残っているのは石造りの門と大砲のみ。

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チャイナタウン周辺

オールドタウンとも呼ばれるこの周辺エリアにはそれぞれ表情の違う3つの通りがあります。それぞれ紹介します。

⑦ジョンカーストリート

チャイナタウンの中でもメインの通り。お土産屋さんやレストラン・カフェ・ドリンクスタンドなどがひしめく大変賑やかな通りです。

週末・祝祭日の夜には歩行者天国になり、たくさんの屋台が立ち並ぶナイトマーケットに。活気のあるマラッカの夜を楽しめる通りです。

⑧ハーモニーストリート

中国仏教寺院・イスラム教モスク・ヒンズー教寺院とハーモニーを奏でるように様々な宗教建築が立ち並ぶ通り。

マレーシアが多民族・他宗教の国であることを強く実感することのできるエリアです。

⑨ヒーレンストリート

別名億万長者通りとも呼ばれる、裕福な人々がかつて暮らした豪邸跡やババニョニャ・プラナカン建築の建物が並ぶ通り。

素敵なお土産屋さんや街並みをみて歩くだけでも楽しい通り。

郊外エリア

⑩マラッカ水上モスク

マラッカ海峡モスク(英名：Melaka Straits Mosque)は、マラッカ海峡を望むロケーションに建つイスラム教モスク。

モスクは満潮になる時間にはまるで浮いて見えるよう、計算されて建てられています。そのため「マラッカ水上モスク」とも呼ばれます。

⑪ポルトガル村

マラッカの中心街から少し離れた場所にあるポルトガル人の子孫たちが暮らす小さな村。

ポルトガル村の一角にあるポルトガル・スクエアではポルトガル人子孫のスタッフたちが働くシーフードレストランが軒を連ね、異国情緒な雰囲気を味わうことができます。

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⑫マラッカリトルインディア

主要なガイドブックにも載っていないのであまり知られていないのかもしれませんが、マラッカにも小さなインド人街が存在します。

場所はオランダ広場から東側に歩いて徒歩5～10分ほどの距離。

インド料理店・服飾雑貨店・アクセサリー店などインド製品のお買い物を楽しむことができます。

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アトラクション・アクティビティ

⑬マラッカリバーウォーク

マラッカ川沿いには遊歩道が整備されており気持ち良い風の中散歩したり、食事をしたりして景色を楽しむことができます。

川沿いの建物の壁面には素敵なアートがたくさん。お気に入りの壁画をみつけて撮影するのも楽しいです。

⑭マラッカリバークルーズ

マラッカ川沿いの景色を楽しみながら上流方面へ進み途中折り返し周遊する約45分間の観光クルーズボート。

⑮マラッカタワー

回転するガラスのキャビンが地上80mまで上昇しマラッカの街を360°見渡すことができるアトラクション。

小さなお子さん連れから大人まで老若男女問わず楽しめるおすすめアトラクション。

⑯マラッカ海洋博物館

マラッカを統治したポルトガルが、マラッカへ侵攻した際の歴史を伝える船の形をした博物館。船は当時の原寸大レプリカなのだそうです。

船の中自体が博物館になっており、外側にも別館がありなかなか見応えもあります。

ただ、映え写真を撮りに来ているローカルの方も多い感じだったので…大航海時代やポルトガル統治時代の歴史に特に興味がある方へおすすめしたいスポットです。

⑰トライショー

キャラクターデコデコのド派手な出で立ちで爆音を流しながら走るマラッカ名物の人力車、その名も「トライショー」。

観光地間の移動に使ったり、交渉次第でこれに乗って主要な観光地を巡ったりもできます。

▼夜のオランダ広場前は発光トライショーだらけ。この雰囲気、再生してみてお確かめを。(笑)

https://twitter.com/LANI__kl/status/1630586181074423810?s=20

twitter.com

価格は距離によって交渉制で、1回RM20くらいから。

マラッカへの行き方・アクセス

クアラルンプールからマラッカへの移動方法やアクセス情報を、各方法のメリット・デメリットとともにまとめました。

長距離バス

一番安価でポピュラーなのがバス移動。クアラルンプールのTBSバスステーションからマラッカ行きのバス会社が数社運行しています。

オプショナルツアー

決まったコースになりますが、ガイド付きで効率よく旅をすることができることを考えると、オプショナルツアー参加は楽な選択肢のひとつだと思います。

特に時間があまりなく日帰り旅行をする場合はツアーだとかなり効率的です。

タクシーチャーター

タクシーチャーターであれば、自由自在に好きな場所から好きな場所へ自分流にアレンジ可能。

日本語ガイド付きでがっつり解説を聞きながらオーダーメイド旅をするなら、ガイド付きのチャーターがおすすめです。

レンタカー・自家用車

クアラルンプールからレンタカーまたは自家用車でマラッカへ向かう場合、通常時の所要時間は片道約2時間～3時間。

※運転やレンタカーするには有効な国際免許証またはマレーシアの免許証が必要です。

まとめ

以上、マラッカ観光のおすすめ17つとクアラルンプールからマラッカへのアクセス方法を紹介しました。

マラッカには見どころがたくさんあるので、私個人的にはマラッカには素敵なブティックホテルに1泊宿泊して文化や歴史に没入しつつ、街の夜と朝の表情両方楽しむのがよりおすすめです！

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