本記事では、マレーシア サラワク州クチンの街にある観光スポット「メインバザール/アンティークマーケット」について、実際に撮影してきた写真とともにエリアの様子やお土産の一部、おすすめの店舗などを紹介します。
メインバザール/Main Bazaar
クチンの街の中心地、ウォーターフロントのど真ん中エリアに古いショップハウスの建物が立ち並ぶにぎやかな通りがあります。そこが本記事で紹介する「メインバザール/Main Bazaar」の通り。
ガイドブックによってはこのエリアのお土産屋さん通りの事を「アンティークマーケット」と表現されていたりもします。
お土産屋さんがたくさん並んでいるのでここでサラワク州やボルネオ島ならではのクラフトグッズをはじめとする民芸品やお土産品などのお買い物を楽しむことができます。
きっとコロナ前にはもっと沢山のお店があったのだと思われますが、2022年5月訪問時半分ほどシャッターが閉まっていたりRENTの看板が。それでも、見ごたえのあるお土産屋さんも6~7店舗ほどあったので十分お買い物は楽しめると思います。
▼私たちがクチン旅行中宿泊したのもこの通りにあるブティックホテルです。
通りの様子
通りの中、お土産屋さんの前にはたくさんの伝統柄布の洋服やTシャツがかかっていて賑やか。
民族衣装の数々
ボルネオ島の先住民族、イバン族の伝統衣装なども大人サイズから子どもサイズまで揃います。
ご当地Tシャツ
お土産屋さんあるあるのご当地Tシャツも、さすがクチンは猫のモチーフやデザインが多め。
全面猫顔のTシャツなんて着たらジニー(我が家の愛猫)が怖がりそう。
ビーズ手芸品
ボルネオ島ではビーズ手芸品が名産伝統工芸品です。カラフルで職人技が光るビーズアクセサリーが沢山でみてるだけでワクワク。
全てビーズ手芸でつくられた伝統の襟飾りやバッグ・小物たち。美しすぎる…1つ作るのにどれくらいの時間がかかるんだろうか。
▼小さなお財布やポーチサイズのビーズ手芸小物もあります。
【イチオシ店】U.D. Siburan Jaya
通りにはたくさんのお土産屋さんがありますが、私イチオシなのが通りの東側にあるこちらのお店。
このお店の何が気に入ったかというと、取り扱い商品の種類がとても多いこと!
白Tシャツコーナー
そして、この店内奥のお土産Tシャツコーナーが激安だったこと!
クチンのご当地Tシャツが欲しいなと思って探してたのですが、他のお土産屋さんでは1枚RM40~80くらいで、このお店のこの白Tシリーズはなぜか1枚RM12という驚きの安さ!
だったので迷わずここで買いました。(可愛い柄もあったし、気兼ねなくパジャマにもできる価格)
木彫りの猫グッズ
写真は猫の置物ですが、味のあるハンドクラフトの民芸品グッズたちがずらりと並んでいて見応えありました。
ジニーに落とされても壊れない(多分)木製のねこちゃんおひとつ連れ帰り。(ひとつRM8.9)
サラワク名物の食品各種
クチン・サラワク州の人気の食品系お土産がまとまったコーナーも。
- サラワクペッパー各種(名産の黒/白コショウ)
- サゴヤシのタバロイせんべい
- サラワクラクサのペーストや乾麺
- シーフードスナック クロポッアンプラン
などなど…
▼サラワクラクサってどんなもの?という方はこちらをどうぞ
民芸品の楽器
民族音楽には欠かせない民芸品楽器たちも本格的な物から小さなものまでいろいろ。見て、触って、聞いて楽しめます。
これまで見たことのない、どうやって使うの?!な面白い楽器もいろいろ。
サラワク焼き陶磁器
BORNEOの文字と伝統柄な模様がなんともオシャレなマグカップ。ちょっと渋めなデザインなのでコーヒーが似合いそう。男性へのお土産にも。
店内は広々していて二階建て。記事内ではほんの一部しか紹介できていませんが、他にも魅力的な商品がいろいろあってみるだけでも楽しめると思います。
こちらのイチオシ店の所在地はこちら▼
謎の名物?!「Gambir Sarawak」
メインバザールにある各お土産屋さんの店頭、いちばん目立つ場所に並べて販売されているこのナゾすぎる茶色の何かの片と褐色の液体。
一体なんやねんこれ。どこもめっちゃ推してるし
パッケージをよくよくみてみると、なんともドストレートな絵?でとあるセクシャルな物体が描かれていることに気付き、そっと戻し。
危ないからこどもの目と手の届くところに普通に置かないで😂
ということなので、お子さんと一緒の方やこういうのが苦手な方は、事前知識として知っておいていただきうまくスルーしてくださいね。笑
一応気になったのでちゃんと調べてみたら、日本でも市販薬に使われてる麻酔薬的な成分らしい。恐らくその原液的なもの?現時点で日本語で調べて出てくる情報はこのウィキ先生ページだけ↓
ガンビールノキ(学名:Uncaria gambir)は、アカネ科カギカズラ属の植物。この植物の葉及び若枝の乾燥水製エキスは、阿仙薬(あせんやく)という生薬の1種として用いられる(日本薬局方による)。別名はガンビール、ガンビール阿仙薬。阿仙薬は褐色でタンニン類を多く含み、整腸薬、収斂性止瀉薬、口腔清涼剤として用いる。身近な例では、正露丸、仁丹などに配合されている。
Wikipedia「ガンビールノキ」ページより
マレー語の記事などを翻訳して読み漁った結果、歯の痛みにもよく効く!などと書かれています。確かに正露丸を歯に詰めるとかきいたことあるかも。
(買ってないので効果のほどは知りません・・・)
元々先住民族の方々が森で暮らしていた時代から作られている伝統的な薬なのだとか。
しかし、日本に持ち込めるのかは謎なので、気になる方は現地でお店の人に色々聞いてみるのが良いと思います。(※購入は自己責任で。おすすめしているわけではなく、こんなものも店頭でガンガン売っておりました…というレポ&紹介です。)
ケク・ラピス・サラワクの専門店
サラワク州の名物ケーキのお店もこのメインバザール通りでいくつかみかけました。詳しくは個別記事からぜひ。
まとめ
クチンでお土産やお買い物をするなら、このメインバザールエリアにいろいろなお店が集約しているので便利です。どのお店もたくさんの民芸品や工芸品をはじめ西マレーシア(マレー半島)ではなかなかみられないようなボルネオ島ならではの商品が置いてあったり、先住民族に関連する商品も多いので、歩いてみてまわるだけでもきっと楽しめるはず。
クチンへの旅行や観光スポットの情報収集をされている方へ、記事の内容が参考になれば幸いです。
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