本記事では、マレーシア サラワク州クチンの街にあるイスラム教モスク「Masjid India Kuching/インディアン・モスク・クチン」について、実際に撮影してきた写真とともにスポットの様子を紹介します。
Masjid India Kuching 情報
クアラルンプール国際空港からフライトで約1時間50分、ボルネオ島の西側に位置するサラワク州の州都「クチン」。
クチンで最もにぎやかなサラワク川のウォーターフロントエリアに川の中に浮かぶ、青と白のコントラストが大変美しいモスクがあります。それが本記事で紹介するクチンの「インディアン・モスク」です。
歴史と建築
クチンのインディアン・モスクは、1837年サラワク州に住むインド系ムスリムのコミュニティによって建てられたクチンの街に残る最古のモスクと言われていました。
元々モスクは、ウォーターフロントのにぎやかな商店街通りガンビール通り(Jalan Gambier)とインディア通り(Jalan India)の間の商店街の建物の中、目立たない場所にありました。
このモスクでは礼拝時間になるとべドックと呼ばれる巨大な太鼓を鳴らし礼拝時間を知らせていたのだそう。
オリジナルのモスクは182年の大変歴史のあるモスクでしたが、老朽化と規模拡大のためサラワク川沿いに新たなモスクを建築。2019年2月にサラワク州初のフローティングモスクとしてオープン。総工費約RM2100万をかけて完成しました。
約RM2100万ってことは…日本円だと約6億3000万円?!
マレーシアには各地に豪華絢爛なモスクが点在していてすごいよね…すべてが芸術建築。
モスク写真
インディア・モスクはウォーターフロントエリアに位置しています。夜と朝にお散歩がてらぐるっと歩いてきたときに撮影してきた写真で紹介します。
昼の外観・全体
青空の元、白い壁とターコイズブルーの丸いドームのコントラストがなんとさわやか。周りに並ぶブーゲンビリアのピンク色も華やかなアクセントになっていて素敵。
さらに近付く。壁のアーチとアラベスク模様にうっとり。1本だけのミナレットのデザインもおしゃれ。
どの方向から撮影しても美しい。太陽に反射して光るターコイズのドームはなんだか地球みたい🌏
ハリラヤ当日だったためか礼拝者以外は入ることが出来ませんでした。
夜の外観・全体
夜もライトアップがあり、本当に美しいです。
モスクの前を散歩していたら、モスクと同じ色の白い猫ちゃんが歩いてきました。
クチンウォーターフロントの一大観光スポット ダルル・ハナ橋(Darul Hana Bridge) からもこんなにキレイにインディアンモスクが見えます。
中の様子
建物の中には入ることができなかったので中の写真はInstagramからお借りしています。全面ドーム色と同じターコイズブルーの鮮やかなじゅうたん、壁の細かいアラベスク模様も素晴らしい内装。
空撮
サンセット、天気が良いとこんなにキレイなんですね。素晴らしい。
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クチン発 19世紀の歴史的建造物とネコの街!クチン市内観光ツアー <ホテル送迎/日本語ガイド>
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所在地
India Mosque Kuching/Masjid India
住所:93000 Kuching, Sarawak
アクセス
クチン空港からモスクまでは車・タクシーで約15~20分。
クチンウォーターフロントエリアに位置。
〈車/駐車スペース〉
モスク専用の駐車スペースありますが停められない場合ウォーターフロントエリアに駐車して徒歩で移動しても。
開館時間
5:00am – 10:00pm
※礼拝時間は見学できない時間帯あり
入場料
無料
まとめ
クチンに旅行で来たなら必ずウォーターフロント周辺を歩くことになると思いますが、こちらの川沿いの新しいインディアン・モスクは大変美しく川沿いの風景に華を添えています。外側から眺めるだけでも素敵なので、ウォーターフロントを歩く際にはぜひ注目してみてください。
また、目の前に位置する旧インディア・モスクも通りの雰囲気もかなり趣があって良いので興味のある方は合わせて見学してみるのもおすすめです。
クチンへの旅行や観光スポットの情報収集をされている方へ、記事の内容が参考になれば幸いです。
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