【イポー観光】ムーア・コロニアル様式が美しい100年越えの歴史ある駅舎を歩く|イポー鉄道駅 Ipoh Railway Station@マレーシア ペラ

【イポー観光】コロニアル様式が美しい100年越えの歴史ある駅舎を歩く|イポー鉄道駅 Ipoh Railway Station@マレーシア ペライポー
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本記事では、マレーシア ペラ州の州都イポーの街のランドマークであり玄関口にもなる「イポー鉄道駅/Ipoh Railway Stationとその周辺について、実際に撮影してきた写真とともスポットの様子を紹介します。

こんな人におススメな観光スポットです
  • イポーの観光スポットや写真スポットを探してる
  • 歴史ある建造物を見るのが好き
  • 電車や駅舎を見るのが好き
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イポー鉄道駅 Ipoh Railway Station 情報

クアラルンプールから北北西、ペラ州の州都でマレーシアで3番目に大きな街「イポー

イポーの中心街は、南北に流れるキンタ川を中心に東側に旧市街、西側に新市街と分かれています。おもな見どころはこの周辺に集まっていて、街歩きも楽しめるイポー。

本記事で紹介するイポー鉄道駅は、旧市街側に位置する建物。鉄道を使う方にとってはイポーへの玄関口にもなる場所。車やバスなどでイポーを訪れる場合でも、その美しい駅舎の建物は一見の価値があるので観光にもおすすめです。

歴史

最初のイポー鉄道駅は1894年に建てられました。その後1917年に現在の建物に建て直されます。建物デザインはイギリス人建築家アーサー・ベニソン・ヒューバック氏によるもの。

【イポー観光】コロニアル様式が美しい100年越えの歴史ある駅舎を歩く|イポー鉄道駅 Ipoh Railway Station@マレーシア ペラ

建築家A・B・ヒューバック

イポー鉄道駅をデザインした建築家のヒューバック氏は他にも、クアラルンプール駅の駅舎、KLのマスジッドジャメ、クアラカンサーのウブディアモスクなどマレーシアの誇る歴史ある美しい建築物をいくつもデザインしている天才建築家です。

Arthur Benison Hubback - National Portrait Gallery
by Lafayette half-plate film negative 16 May 1927 © National Portrait Gallery, London

駅舎正面

ムーア風(イスラム様式)とコロニアル風(植民地様式)の建築様式を取り入れているデザインの駅舎建物。その存在感ある佇まいに思わず息をのみます。

【イポー観光】コロニアル様式が美しい100年越えの歴史ある駅舎を歩く|イポー鉄道駅 Ipoh Railway Station@マレーシア ペラ
駅舎の目の前に無料の駐車場があるので車のアクセスも楽々。

マレーシア国内の観光案内サイトなどをみると「イポーのタージ・マハル」とも呼ばれているのだそう。駅舎上の白いドームと左右対称デザインの白い壁がタージマハルを彷彿とさせているのでしょうか。

タージ・マハルに例えられるマレーシアの建物たち

タージ・マハルは実際にはインドにある建物ですが、”美しいイスラム建築”の代名詞としてマレーシアで広く使われている印象です。

こちらのイポー駅舎以外でも、ヌグリスンビラン州の「Masjid Sri Sendayan」でもこの例えが使われています。

駅舎を歩く

白い建物が青空に映えてとても美しいです。アーチ状になった小さなガラス窓や柱、壁のデザインも可愛らしい。

【イポー観光】コロニアル様式が美しい100年越えの歴史ある駅舎を歩く|イポー鉄道駅 Ipoh Railway Station@マレーシア ペラ

建物の下を歩いているとまるでタイムスリップしたかのような感覚に。(自動車には目で自動補正を入れましょう。笑) 100年以上の歴史ある建物ですが、美しく保たれています。

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とても素敵でうっとり。

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Majestic Station Hotel Ipoh

実はイポーの駅舎の中にはホテル「マジェスティック・ステーション・ホテル・イポー」が入っていたそうですが2011年に廃業したようです。看板などはそのまま残っています。

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2023年に再開業予定

なんと、駅舎内のホテルが2023年に再開業予定というニュース記事を見つけました。(記事下参考文献欄参照)

美しい駅の中に宿泊できるなんて素敵です。どんなホテルになるのか今から楽しみですね。

駅舎の中

鉄道を使う場合はこちらの駅舎を実際に使います。建物の中は明るくてとてもきれいでした。改札の向こうの丸いアーチも可愛い。

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オリジナルグッズ

駅ナカには鉄道のオリジナルグッズも販売されていました。電車・鉄道好きの方にはたまらないお土産になるかもしれません。

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駅周辺の見どころ

駅舎の建物だけでなく、周辺にもいくつか見どころスポットがあります。

タウンホール・旧郵便局

駅舎を背に左前方に見える、こちらもイポー駅舎と同じくヒューバック氏のデザインした建築です。建物や柱の雰囲気もよく似ています。

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道を挟んで駅側からみると正面からきれいに撮影もできますよ。

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▼建物の右側から撮影したタウンホールと奥に見えるイポー駅舎。

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【追記情報】2023年6月現在、タウンホールの建物は工事中となっています

慰霊碑 War Memorial

駅舎を背にさらに左前方の公園内には、第一次・第二次世界大戦時の戦没者追悼の慰霊碑が建てられています。

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戦争の歴史はこのマレーシアの地でもたくさんの犠牲者を出しました。これまでの歴史のもとに今の平和な世界があること、私たちがこうやって観光を楽しめるのも歴史の上に成り立つことなんだなと、歴史ある建物や場所を見るたびに感じます。

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所在地

イポー鉄道駅 Ipoh Railway Station
住所:Stesen KTM, 30000 Ipoh, Perak

アクセス

〈車/駐車スペース〉
駅の周辺や目の前に無料の駐車スペースがたくさんあります。

まとめ

電車で旅をされる方であれば必ず立ち寄ることになるイポー鉄道駅の駅舎ですが、車やバスで観光に来る方にもぜひおすすめしたい、一見の価値のある美しい駅舎です。

イポーの旧市街には歴史ある建物がたくさん立ち並んでいますが、中でも駅舎はイポーのシンボル的存在。

建物の中や周辺を歩きながら、素敵な景色とともにイポーの歴史や空気をぜひ体感してみてください。

LANI
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イポーへの旅行や観光情報の収集をされている方へ、記事の内容が参考になれば幸いです。

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本記事内容の引用元・参考リンク・サイト一覧

記事の内容は2022年3月に訪問した時点の情報です。

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このブログを書いてる人
LANI

2021年~夫婦でマレーシア クアラルンプール在住。
元旅行仕事人。マレーシア旅行記やおすすめ情報を中心に記事更新中。帯同生活やペットとのくらしに役立つ情報など「私自身が知りたかったこと」を軸に記事を書いています。同じような悩みを持つ方や、旅行の計画やお出かけのアイデアに役に立つと嬉しいです。
登場人物→LANI(執筆者)・PON(夫)・Ginnie(マレーシア生まれの我が家の保護猫)

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