本記事では、マレーシア ヌグリスンビラン州の都市スレンバンにあるイスラム教モスク「Masjid Sri Sendayan」について、実際に撮影してきた写真とともに建物の様子について紹介します。
今回私たちはクアラルンプールからポートディクソンへのドライブ帰りにこのモスクの場所を通り、敷地内を少し見学させてもらいました。その時に撮影した写真とともにモスク所在地や概要を紹介します。
Masjid Sri Sendayan 情報
マレーシア クアラルンプールから南へ約70㎞、ヌグリスンビラン州の都市スレンバンに2019年9月新たにオープンしたばかりの、同州最大規模のイスラム教モスク。
マレーシアの大手銀行RHBグループの創設者であるTan Sri Abdul Rashid bin Hussain氏の寄付により1億リンギット(日本円にして約27~28億円)をかけて建設されたモスクなんだそう。その建物の美しさから、「マレーシアのタージ・マハル」とも呼ばれているようです。

こちらはインドのランドマーク的イスラム建築の代表格「タージ・マハル」。インド北部アグラにある、総大理石の墓廟です。全体が白壁なところや、複数の屋根部分も近い雰囲気はあります。手前の芝生の雰囲気もどことなく似ている?


荘厳な雰囲気は、確かにちょっと似てるかな?個人的には、マレーシアのプトラジャヤにある「Federal Court of Malaysia(連邦裁判所)」がタージ・マハルにいちばん似ていると感じたよ。(下の写真)

入り口

冒頭にも書いたように2022年3月訪問時、マレーシアではイスラムモスク建物内への立ち入りは礼拝を目的としたイスラム教徒にしか認められていませんでした。建物の外からだけの見学が可能かどうか、入り口の守衛さんに伺ったところ外からの見学だけならOKとの許可をいただきました。
モスク建物外観
モスク前の両脇に建つ白壁の時計塔から、とても美しい…!


この写真、僕が撮影したので構図が悪いよごめんよ(あまりの美しさに手がずれましてね。)
▼時計塔の裏側。外側に向かって建物が段々になっています。

ガーデン
芝も大変綺麗に整備されています。白壁の建物を引き立てるガーデンの美しさも魅力。

何回ため息が出たことでしょう。。。

正面
とにかく大変に美しいモスクです。立派にそびえ立つミナレットの装飾もとても細かくてこだわって造られているのがわかります。

▼ここから下は、実際に撮影できていないのでInstagramの写真をお借りしています。
室内
メイン礼拝室のドームには、24金仕上げが施されているそう。写真でも伝わるゴージャス感。実物はきっと眩しい。
また、室内の装飾品は世界各国エジプト、トルコ、ドバイ、モロッコ、中国で作成・特注し空輸されたこだわりのものを使用しているという贅沢具合。

そりゃ1億リンギットもかかるわけだよ。ぜひ拝みたい…。
ライトアップ
夕方から夜にかけライトアップされたモスクの姿もまた雰囲気が変わりこちらもお美しいです。
空撮
まわりに大きな建物も全くないエリアなので、モスクが際立っていました。
所在地
Masjid Sri Sendayan
住所:Masjid Sri Sendayan, Persiaran Idaman Villa, Bandar Sri Sendayan, 71950 Siliau, Negeri Sembilan
アクセス
〈公共交通〉
鉄道:KTMスレンバン線Gemas方面 Seremban駅まで行く→タクシーで約15~20分。または Seremban駅からはバスで行くことも出来るようですが2時間ほどかかるようなので駅からはタクシーを使う方が良いと思います。
〈タクシー/Grab等〉
KL Sentral駅から車で約50分。※最速の場合/その日の渋滞の状況による
〈車/駐車スペース〉
敷地内入口に広い駐車スペースあり。
開館時間
AM5:00 – PM10:00
入場料
無料
まとめ
私たちの撮影した写真含め、画面越しだけではあの荘厳さや美しさがなかなか伝わらないので、モスクや宗教建築を見るのがお好きな方にはぜひ実際に見にいってみてほしいおすすめのモスクです。本当にため息しか出ないほど(何回でも言う)美しいです。クアラルンプールからであれば、ポートディクソンへの行き帰りで通ることもできる立地です。中が見学できるようになったら、ぜひ再訪したいモスク。(その時はブログも追加更新します!)

観光やお出かけ情報の参考になれば嬉しいです!
- マレーシアニュースサイトNew Straits Times内記事「The men behind Masjid Sri Sendayan」
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