【ポートディクソン観光】見応えたっぷりの陸軍博物館|Army Museum Muzium Tentera@マレーシア ヌグリスンビラン

【ポートディクソン観光】見応えたっぷり入場無料の陸軍博物館|Army Museum@マレーシア ヌグリスンビランポートディクソン
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本記事では、マレーシア ヌグリスンビラン州の都市ポートディクソンにある陸軍博物館「アーミーミュージアム/Army Museum Port Dickson」について、施設内の様子やおすすめポイントなどを撮影してきた写真とともに紹介します。

こんな人におススメな観光スポットです
  • ポートディクソンで立ち寄れる観光スポットを探している
  • 飛行機・ヘリ・蒸気機関車・戦車・軍用車両など乗り物を見るのが好き
  • 子どもから大人まで皆で楽しめる博物館
  • マレーシアの戦争の歴史に興味がある

クアラルンプールから南に90㎞、気軽に行けるビーチリゾートとして人気の街「ポートディクソン」。現在マレーシアクアラルンプールに住む私たちが日帰りで遊びに行った際に訪れたおすすめのスポットについて写真と一緒に情報や様子をレポート。

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Army Museum Port Dickson 情報

アーミーミュージアムはその名の通り、マレーシア陸軍の博物館

広々とした敷地内には、博物館の建物に加えて役目を終えた飛行機、機関車、戦車、軍用車両、大砲などが置かれていて間近で見学することが出来ます。

また、博物館ゾーンでは、マレーシアの戦争の歴史や当時の貴重な資料などを見ることもできます。

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外観。マレー語では「MUZIUM TENTERA DARAT」
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ミュージアムの様子レポ

順路等は特に設けられていなかったように思いますが、私たちが見学したルート順に紹介していきます。

屋外車両展示

まず初っ端から駐車場スペースの上に見えるカッコいい戦闘機。スピーカーから離陸音や飛行音も流れていてけっこうリアルです。

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入り口の階段を上ると早速、様々な車両の展示コーナーが広がっています。

蒸気機関車「Alor Gajah」をはじめ、戦車・大砲などなど…実際に乗ったり座ったりしての撮影も可能。

資料館の9つの展示エリア

こちらの建物が博物館の資料館エリア。9つの展示エリアがあり、かなり見応えがあります。説明文は基本的に全てマレー語。中は涼しくて快適です。

資料館では、16世紀のマラッカ王国の時代からポルトガル・オランダの統治時代、イギリス統治時代、そして現代にいたるまでのマレーシア軍の歴史とルーツをたどることができます。

資料館の中には暗い場所や、血を流しているリアルな写真などもたくさん展示があるので苦手な方は注意してください。

▼資料館の中の様子の一部。武器や剣、銃なども並んでいます。

マレーシア軍の制服。正装には伝統的な衣装も取り入れられているんですね。

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▼ジオラマの川が黄色かったのがリアリティあるなと…。また、とても大きなゾウの骨が展示されているコーナーも。(説明をちゃんと読んでおらず、骨が戦争に何の関連があったのかは謎。ごめんなさい)

▼展示エリアは見終わるごとに、一旦部屋の外に出て別の部屋に移動する感じの仕組み。次はこちらです的な足跡のマークがついていますが、特に決まりはないので自由に見たい展示のところだけ見てOK。

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階段を上って二階エリアにも展示の部屋がいくつかあります。

日本軍の侵略と占領時代の展示。

第二次世界大戦時、日本軍は当時英領だったマラヤに対し侵攻し占領した歴史があります。その時の資料が展示されているエリアも。実際に日本軍のものや日本語の書物も展示されています。

LANI
LANI

親日の方が多いと言われるマレーシアだけど、日本とマレーシアの間にはこういう歴史もあるんだよね。

PON
PON

マレーシアで生活するにあたって、歴史ももっと勉強しておくべきだなと改めて考えさせられたね。

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中庭に並ぶ軍事車両展示

資料館の外、中庭的な部分にも車両展示。右側はトイレです。(割ときれいめ※個人の感想です)

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▼戦闘車がずらっと並ぶエリア。きっとお好きな人にとってははたまらないのでしょう。全然詳しくない私たちですが、間近で見られる機会ってなかなかないので貴重。

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いろんなことを考えさせられる。

実はここ、隣は本物のマレーシア陸軍基地。フェンス越しには実際に使われている車両が見えるところも。若い軍人たちが皆で声をあげながらランニング(トレーニングの一環?)している場面にも遭遇。子供たちに笑顔で手を振ってあげてて(暑かろうきつかろうに)、皆さんとても爽やかでかっこよかったです。

トンネル展示室

2つ目の資料館の建物を出たところに、地下に続くトンネル展示室があります。ここはマラヤ共産党(CPM)トンネルを再現した展示なんだそう。中にはトンネルの中で食事、寝泊まりしたり作戦会議をしていたりけがの治療をしている様子も。意外と長いトンネルです。

LANI
LANI

沖縄で行った旧海軍司令部壕を思わせる作り(行ったことのある方には伝わるはず)。

PON
PON

地上から飛行機の音も聞こえてくるし、防空壕感があってちょっと怖いね。戦時下の人々の気持ちに思いを馳せられる場所でもあるかもしれない。

トンネルの出口の先には、駐車場から見えた戦闘機が。

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公園&アスレチックゾーン

更に博物館の裏手側は公園になっていて日陰で座って休憩できるスペースがたくさん。鯉のいる大きな池も。飲み物や軽食が買える売店もあります

見逃してしまいましたが、この更に奥の方にこんな立派なアスレチック施設もあるようです。特に子連れのファミリーには嬉しいエリアかなと。

軍用ヘリコプター・戦闘飛行機エリア

私も夫もどちらかと言うと「飛ぶ乗り物」が好きなので、ここでカッコいい感じで記念撮影。(横に立てば誰でもカッコいい感じになりますのでおすすめです。笑)

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気分は紅の豚、ポルコ・ロッソ「飛ばねえ豚は、ただの豚だ」
LANI
LANI

全然関係ない話だけど、ムスリムの方には紅の豚って受け入れられる作品なのだろうか…?素朴な疑問。

記念碑と噴水

マレーシアの戦争の歴史に貢献した兵士たちに捧げる記念碑と立派な噴水。

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記念撮影をするグループ・家族も多い
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所在地

Army Museum Port Dickson / Muzium Tentera Darat
住所:Kem, Persiaran Pahlawan, Kampung Baru Sirusa, 71050 Port Dickson, Negeri Sembilan

アクセス

〈公共交通〉
鉄道:KTMスレンバン線Gemas方面 Seremban駅まで行く→タクシーで約30分。または Seremban駅からはバスで行くことも出来るようですが途中で1度乗り換えが必要なことと、3時間ほどかかるようなので駅からはタクシーを使う方が良いと思います。

〈タクシー/Grab等〉
KL Sentral駅から車で約70分。※最速の場合/その日の渋滞の状況による

〈車/駐車スペース〉
敷地内入口に無料の駐車スペースあり。そんなに広くないので土日だと混んでいて停めるのが大変な場合もあるかと。

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土曜日午前、わりと満車状態。木の下に停めれたらラッキー。

営業時間

10:00am – 5:00pm
※月曜と火曜は定休日

入場料

無料

まとめ

マレーシア陸軍の軍事車両や飛行機の見学が間近でできるというのももちろん魅力的なのですが、個人的には「日本人として」マレーシアと日本の戦争の歴史を考える・調べるきっかけになり色々なことを考えさせられた博物館でした。

入場も無料で気軽に訪問できるスポットですし、各施設もきれいに整っているので、ポートディクソンへ旅をされる方で少しでも興味のある方は、立ち寄ってみることをぜひおすすめしたい観光スポットです。

LANI
LANI

ポートディクソンへのお出かけ情報の参考になれば嬉しいです!

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記事の内容は2022年1月に訪問した時点の情報です。

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このブログを書いてる人
LANI

2021年~夫婦でマレーシア クアラルンプール在住。
元旅行仕事人。マレーシア旅行記やおすすめ情報を中心に記事更新中。帯同生活やペットとのくらしに役立つ情報など「私自身が知りたかったこと」を軸に記事を書いています。同じような悩みを持つ方や、旅行の計画やお出かけのアイデアに役に立つと嬉しいです。
登場人物→LANI(執筆者)・PON(夫)・Ginnie(マレーシア生まれの我が家の保護猫)

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