本記事では、マレーシア ペラ州の州都イポーの街のイスラム教モスク「Masjid Sultan Idris Shah II/ペラ州立モスク」について、実際に撮影してきた写真とともスポットの様子を紹介します。
Masjid Sultan Idris Shah II 情報
クアラルンプールから北北西、ペラ州の州都でマレーシアで3番目に大きな街「イポー」。イポーの玄関口である鉄道駅からも、旧市街の中にかなり存在感のある大きなモスクがみえます。それが本記事で紹介する州立モスクです。
歴史と建築
1968年に完成したペラ州最大のモスク。1941年に州都がタイピンからイポーに移り、人口の増加とともにモスクのキャパが足りなくなったために新たに建設されたモスクなのだそう。
全部で45ものドームが並んでいるのが特徴です。(ミナレットのドーム含む)
▼上からの写真はInstagramよりお借りしています。オレンジとグレーのドームがたくさん並んでいます。
モスク写真
中に入って見学ができない時期だったため、撮影できた写真は外観のみ。
外観・全体
ドームが沢山並んでいるさまが、色の感じも相まってかきのこが並んでいるようにも見えてユニークなデザインだなと感じました。
とにかく横に広い建物で、1枚の写真で画が収まりません。中もかなり広そうに見受けられます。
ミナレット
小さなドーム付ミナレットの高さは約38m。
中の様子
Instagramの写真をお借りしています。建物の中のステンドグラスやドームも大変美しいです。柱の装飾品はウズベキスタンの職人たちがつくったものを持ってきているのだそう。
参考動画
▼こちらのYoutube動画にてモスクの中の様子がよくわかります。ナビゲーターの方が英語でわかりやすく説明もしてくれているので見やすくておすすめです。
中の様子に興味のある方はぜひ見てみてください!
所在地
Masjid Sultan Idris Shah II
住所:5, 30000 Ipoh, Perak
アクセス
イポー駅からモスクまでは車で約3分、徒歩約5分。
〈車/駐車スペース〉
モスク敷地内に来客用の駐車スペースあり。
開館時間
5:00am – 10:00pm
入場料
無料
まとめ
外側からしか見られませんでしたが、その大きさはかなり存在感があります。イポーは中華系マレーシア人の割合が多い州ではありますが、駅のそばにこれだけの大きなモスクがあるのはそれだけマレー系やムスリムの方の人口も多いのだろうなというのも伺えます。
他の歴史ある建物と比べると新しい建物ではありますが、雰囲気を合わせているのか、建物は白い壁で統一されているため、旧市街の他の建物やイポー駅鉄道の駅舎などとも景観に統一感もあります。
機会があれば、中の美しい装飾やドームも拝見してみたいですね。
イポーへの旅行や観光情報の収集をされている方へ、記事の内容が参考になれば幸いです。
コメント