本記事では、マレーシア パハン州の州都クアンタンの街にあるイスラム教モスク「Sultan Ahmad 1 Mosque」について、実際に撮影してきた写真とともに建物の様子について紹介します。
現在マレーシアクアラルンプールに住む私たちは、2022年旧正月期間(1月末~2月初旬)にクアンタン/コタ・バル/トレンガヌ へ「マレー半島東海岸縦断旅」をしてきました。旅行中立ち寄った場所のなかから、それぞれの場所でおすすめのスポットをピックアップして写真と一緒に情報や様子をレポートします。
Sultan Ahmad 1 Mosque 情報
クアラルンプールから東に向かい、ちょうどマレー半島の反対側の東海岸側に位置するパハン州、州都の街「クアンタン」。
この街を見守るかのようにそびえ立つ大きく立派なモスク。元々1960年代に建てられた当時は小さなモスクだったそうですが、増え続ける人口に合わせ大きく建て直され、現在の建物は1994年に完成したそうです。モスクのデザインはオスマン帝国建築とモダンイスラム建築が織り交ざっており、針のような4本の立派なミナレットもオスマン建築の特徴のひとつなんだそう。(Islamic Tourism Centre公式サイト「Masjid Sultan Ahmad 1, Kuantan」より)
建築様式のこととか全く詳しくないのだけど、マレーシアでは宗教建築を見る機会もとても多いし興味があるので、沢山の建物を見ながら少しずつ勉強していきたいなと思っているよ。
昼のモスク
青空のような爽やかな色のコントラストが素敵な、大きくて立派なモスクです。
▼こちらのアングルはモスク側から見た街の中心街。まるで街を見守るように、中心街のすぐそばにモスクが建っています。
こちら側の通りにはムスリム用品のお店やアラビック(中東系)スーパーも並んでおり、礼拝の時間や金曜日にはところどころお店も閉まっていました。
夜のモスク
タイミング的に夜の時間にゆっくり外観を眺めてきたので、その時の写真を並べます。
▼漆黒に浮かび上がる爽やかカラーのモスクもまた、昼間とは雰囲気が違って幻想的。
▼モスク入り口の立派な大理石×モザイクの看板も存在感があり、細かな装飾までとても素敵。
▼入り口に立つ男性との対比でそのサイズ感が伝わりますでしょうか。そしてこんなに大きなMy Sejahtera用のQRコードを初めて見ました。(礼拝時の混雑を緩和させるためでしょうか)
細かいアラベスク模様の壁の装飾や美しいアーチにもうっとりします。
▼こちらはターコイズカラーの時計塔。
所在地
Sultan Ahmad 1 Mosque
住所:Jalan Mahkota, Kompleks Pentadbiran Kerajaan Negeri Pahang, 25000 Kuantan, Pahang
アクセス
クアンタン「Sultan Ahmad Sha空港」から街の中心部までは車で約20分。
〈車/駐車スペース〉
モスク敷地目の前に広い駐車スペースあり。
開館時間
AM5:30 – PM11:00
入場料
無料
まとめ
街の中心部から徒歩で行ける立地のため、外からのみですが昼も夜もモスクの様子をみることができました。中にあるステンドグラスも素晴らしいそうですが私が訪れた時は残念ながら内部の見学ができない時期だったため、いつか再訪できた際には中の見学もしてみたいです。クアンタンに訪れる方で興味のある方はぜひその美しい外観と、時間がある方は見学をしてみてはいかがでしょうか。
今回、東海岸旅の始まり「クアンタン」を一緒に旅をさせていただいたマレーシア在住のナオコさんのブログ記事です。モスク内の様子やステンドグラスの写真もこちらの記事からみることができます。
13州制覇済みでマレーシアマスターでもあるナオコさんは、旅で訪れただけでは知ることのできないマレーシアでの生活やリアルなど興味深い記事もたくさん執筆されていて、私も一人の女性として尊敬する方。ナオコさん目線の記事やマレーシアに興味のある方もぜひ必読です。
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