マレーシア トレンガヌ州沖の離島リゾート『プルフンティアン島/Pulau Perhentian』へ2泊3日で滞在してきました。今回私たちが滞在したのはリゾートホテル「Perhentian Island Resort(プルフンティアン・アイランド・リゾート)」。
島の概要から宿選び、出発から滞在中の様子、アクティビティ、食事、帰路まで、滞在レポートとして記事にします。これからプルフンティアン島への旅行を計画されている方へ参考になれば幸いです。
現在マレーシアクアラルンプールに住む私たちは、2022年旧正月期間(1月末~2月初旬)にクアンタン/コタ・バル/トレンガヌ へ「マレー半島東海岸縦断旅」をしてきました。旅行中立ち寄った場所のなかから、それぞれの場所でおすすめのスポットをピックアップして写真と一緒に情報や様子をレポートしています。
元旅行社員ならではの目線で、自分だったら知りたい・旅行計画前に知りたかったと思う情報をとにかく詰め込んでいるので情報を探している方の参考になりますように。
①島の概要、宿選び、出発から島到着まではまずこちら▼
②リゾート内の様子、部屋の情報、食事の様子などなどは▼
滞在レポ―アクティビティ編―
こちらの記事では、主にリゾート内でできるマリンアクティビティ、リゾート周辺の情報、もうひとつの島の様子、帰路についてなどなどをレポートします。
※「Perhentian Island Resort プルフンティアンアイランドリゾート」ホテル名が長いので文中ではPIRと表記しています。
マリンアクティビティ
PIRのビーチを起点に、シュノーケルやダイビング、島内トレッキング、周辺の島へ周遊など様々なアクティビティを楽しむことができます。
シースポーツセンター
桟橋側にある『Seasport Centre』で申込やグッズレンタル可能。流れとしては、ここで空き状況を聞いたりおすすめやアドバイスをもらい、レセプションで支払いを済ませバウチャーを渡します。部屋付けで頼めばその場での支払い必要なし。
金額や内容は以下の料金表を参考にどうぞ。
カヤック
カヤック気持ちよさそうだったので、朝食後すぐ申し込んでGO。ビーチの更に奥、誰も居ない別の砂浜まで爆漕ぎし良い運動にもなりました。
この日は波も穏やかだったので、水面の上から目視でも魚たちをみることもできました。1時間レンタルRM30。
シュノーケル
PIRでシュノーケルツアーを申し込む場合、午前コースは10時、午後コースは14時と時間が決まってます。恐らく他のリゾートでも同じ感じなようで、朝10時頃PIRのビーチに他からやってきたと思われるツアーボートがたくさん来ていました。
実は、PIR目の前のビーチはツアーで周るポイントになるほどお魚スポットなのです。
PIRのラグーン最強説
ツアーボートたちが続々帰り、昼過ぎほぼ誰も居ない状態になってからシュノーケルで泳いだのですが、めちゃくちゃお魚天国でした。リゾートを背にして右側(上の写真でツアーボートが集まっている周辺)は、浅瀬にもかかわらずサンゴ礁が広がっていて熱帯魚がたくさん見られます。
▲写真はイメージで借りてますが、本当にこんな具合で可愛いカクレクマノミたちもたくさんみれます。他の熱帯魚たちも至近距離で、スイスーイ。ずっと眺めていたかったくらい癒されました。
しかもあまり深くない場所なので、泳ぐのが苦手な方やお子さんでも浮き輪やライフベストを付ければ一緒に楽しめると思います。
もうここだけで十分すぎるくらい楽しめて、もはやツアーに参加する必要なくなったよ。
ウミガメが見られる時期なら、ウミガメが集まるポイントへのツアーに参加するのも良いかと思います。
ホテル目の前のビーチだけで大満足のシュノーケル、PIRの魅力のひとつでもあります。
桟橋の下もお魚スポット
桟橋の下の方にもお魚がいっぱいいるということで。
もはやシュノーケルなくても魚たちが見えるくらいに透明度もあります。
Sea Taxiで移動
気軽にボートタクシー(海上タクシー)を使って島の別の場所やクチル島に行くことも可能。申し込む場合、ここに人がいなければレセプションでお願いするとタクシーを呼んでくれます。
料金表
料金は島や砂浜によっても違いあるようですがPIRの場合は以下の通り。タクシーの方に直渡しになるので移動するときは現金を用意しましょう。
クチル島のロングビーチへ
実は宿をPIRに決める前、クチル島のロングビーチの宿も迷っていました。コロナ前の情報だと『ロングビーチはプルフンティアン島の中でも一番にぎやかなエリアで、雰囲気の良いレストランやバーも多い』とのことで。様子を見にGOです。
ロングビーチの桟橋まではボートタクシーで約10分。帰りは電話で呼んでねーということでタクシーのおじちゃんが電話番号を教えてくれます。
ロングビーチの様子
ちょうど曇ってしまったタイミングでもあったのですが、歩いてみて驚きました…。
まるでハリケーンが通った後?かのように、ビーチ沿いの建物が荒れまくっていてびっくり。
めっちゃ荒れてるやん。。
まだシーズン前だから、手入れがされていなかったのかもしれませんが建物の荒れ具合とごみの多さにショックを隠し切れませんでした。もしかするとコロナ禍で2020年も2021年もお客さんが少なく、その間閉業してしまったり手入れが全くできていなかったのかもしれません。
調べていてここも良いなと思っていた『ブブヴィラ』や『ブブリゾート』はオープンしていて、お客さんもちらほらいましたが、正直こんな状態のビーチでは癒されない…というか、ここを選んでいまこのタイミングで来ている方々が気の毒…とすら思えました。
コロナ前の情報とあまりに乖離していましたが、シーズンに入りお客さんが増えれば、さすがにここも綺麗になって賑わいが戻るのかなとは思います。一応2月にはこんな光景がありましたというレポート。
ラムリーバーガー
こんな状況の中でも頑張っているお店いくつかありました。アントニオ猪木風のワイルドおじさんのお店で、ラムリーバーガーをオーダー。
▼ラムリーバーガーってなんぞやという方はこちらの記事もどうぞ。
酒類購入可
ブブリゾートのSantai Restaurantもやっていて、こちらではお酒も買えるので瓶ビール購入。(1本RM28、高い!)
タクシーのおじちゃんを呼び、待つ間に桟橋でバーガーを平らげ、クチル島は滞在約30分ほどで速攻PIRへ帰りました。
いろいろショッキングな光景だったけどバーガーは美味しかったよ。いろんな意味で沁みた。
本当はトレッキングコースに行ったりもしてみたかったんだけど、天気も良くなくビーチがあの荒れ具合だったのでやめといたよ。もちろん今は状況改善しているのかも。
▼調べてみましたら荒れていた建物は撤去され3月末に大々的にビーチクリーンも行われたようです。
良かった。でも逆に、ビーチクリーンが行われる4月まではクチル島のロングビーチエリア泊はおすすめできないね。もし泊まるならば4月以降が良さそう。
クチル島もロングビーチ以外にも行けるスポットがいくつかあるので、滞在中時間がある方は色々見に行ってみるのも面白いと思います。
コーラルビューアイランドリゾート
ここからは再びブサール島側に戻りまして。
PIRのお隣にあるリゾートには歩いて5分程でサクッと行くことが出来るのでこちらもおすすめ。
短いトレッキングコース
PIR用桟橋の先を右に進むと、小さなトレッキングコースがありこの階段で行き来することが出来ます。
コーラルビューのビーチフロントのお部屋には、部屋専用の小さなプールがついているのでまだ海に入るのが怖い・難しい小さなお子さんがいらっしゃるファミリーなどにはすごく良さそうだなと思いました!かなりオープンめではありますが。
ただ、目の前のビーチはけっこう岩が多い感じなので思いっきり泳ぐのには不向きそう。階段を使えばPIRのビーチまでもすぐ行けるので、移動してきて泳いでいるファミリーもいました。
島ならではな光景
ボートで運ばれてきた物資たちが砂浜にぼかーんと置かれてて、島ならではっぽい光景。ここは西側ビーチなので奥にクチル島モスクも見えます。
コーラルビューのある場所は、地図で言うと出っ張りの部分なので実は裏側にもビーチがあります。
西側ビーチのサンセット
西側ビーチの名はタートルベイ。サンセットも綺麗です。
コーラルビューにも大きめのレストランがあり、食事メニューも豊富。ここにもお世話になりました。
PIRのサンセットタイム
ちなみにPIRのサンセットタイムはこんな具合。西のクチル島側に日が落ちます。
▼夫が良い感じに撮影してくれたショット。
Pinang Seribu Spa
2泊目の夜、旅の疲れを癒すべくスパへ。窓口で直接好きな時間を予約。
バックスクラブと全身マッサージの75分パッケージを選択。
▼施術部屋。2人でも受けられます。
ベッドに敷かれたトレンガヌバティックすごく素敵でした。施術後はシャワーを浴びて帰れます。
施術もとっても気持ち良くてすっきり。お店の方も皆親切でした。
滞在レポ―帰路編―
復路船便を予約
帰り便の時間が決まったら早めにレセプションで予約が吉。(人数集まると締め切るので時間が決まっている場合はチェックイン時に予約してしまっても良いと思います)
お見送りの島民
部屋をチェックアウトし、帰りの便の時間までビーチでまったり…
オオトカゲが見送りにきてくれました。まだ小さくて可愛い!
ほんと、今からくる人たちがただ羨ましい…。
帰りのスピードボート出発
そんなこんなで満員ボートに乗り込みいざ出発!明らかに全員が名残惜しそうでした。(当たり前)
クアラブスッへ到着
島を出て約45分ほどで到着。
ただいまー!海の色濁ってる…。
ターミナルのお土産屋さんで
ターミナル内のお土産屋さん物色。ここでも旅の思い出にマグネットなど買いました(3つでRM10)
ずらっと並んだトレンガヌバティックのパレオ布に、目を奪われてしまいました。なんと1枚RM20(約600円)だったのですが本当に全部可愛くて全然色が絞れず…
家族へのお土産にもできるし…とこじつけ4枚購入。それでも4枚でRM80(約2400円)とお安いのでおすすめ!
ジニーからの刺客
ターミナルにいたキジトラ猫ちゃん。
おいお前ら、帰ってきたら覚悟しとけよ
旅の間もジニーの事はひと時たり忘れてません。ペットホテルからの毎日報告によるとこの頃彼女はすっかりスタッフさんに甘えてました。(それはそれで寂しい)
この後は、クアラ・トレンガヌの街へ向かいます!次の記事もお楽しみに。
まとめ
マリンアクティビティ、リゾート周辺の情報、もうひとつの島の様子、帰路についてポイントをまとめると下記の通りです!(2022年2月の話なので時期や状況で変わることもあるかもしれませんが)
プルフンティアン島への旅行やホテルの情報収集をされている方へ、記事の内容が参考になれば幸いです。
①島の概要、宿選び、出発から島到着まではまずこちら▼
②リゾート内の様子、部屋の情報、食事の様子などなどは▼
コメント