本記事では、マレーシア サバ州コタキナバルの街にあるイスラム教モスク「Masjid Negeri Sabah/サバ州立モスク」について、実際に撮影してきた写真とともにスポットの様子を紹介します。
サバ州立モスク 情報
クアラルンプール国際空港からフライトで約2時間30分、ボルネオ島の東側に位置する東マレーシア最大の都市でサバ州の州都「コタキナバル Kota Kinabaru」
そんなコタキナバルの街にはシンボル的なモスクが2つあります。両方見学してきましたのでそれぞれ記事で紹介します。まずひとつめは前回の記事で紹介した「コタキナバル市立モスク」
そしてもうひとつが、本記事で紹介する「サバ州立モスク」です。
歴史と建築
サバ州立モスクは、1977年に完成。地元マレーシアの現代建築家Dato’ (Dr.) Hj. Baharuddin Abu Kassim氏によって建てられた、現代建築のモスク。Dato’ (Dr.) Hj. Baharuddin Abu Kassim氏は、クアラルンプール国立モスク(マスジッド・ネガラ/Masjid Negara)の建築も担当された方なのだそう。
ちなみにマスジッドネガラの外観はこちら。傘のようなブルーの屋根が特徴的なクアラルンプールにある国立モスクだよ。
モスク写真
サバ州立モスクはコタキナバルの中心街からは車で約5~10分ほどの距離にあります。
私たちの宿泊したステラハーバーリゾートからはとても近い距離にあったので、観光途中でも立ち寄りやすい立地でした。
入り口
私たちはモスクまでレンタカーで向かいました。道の目の前にドーンと現れるその存在感に圧倒されます。
私たちの訪問時(2022年5月)まだ観光客の内部見学が再開しておらず、外側からのみの見学でした。2022年9月現在見学は再開されているようです。
服装など細かい規定がありますので、見学を考えている場合露出を控えた格好をしていくこと推奨です。(入り口でガウンレンタルもあるそうです)
昼の外観・全体
とにかく、この、建物の存在感がすごいです。(語彙力が…)
建物を取り囲むようにそびえ立つ柱が、大きなチェス駒のよう。それぞれ金色に輝く小さなドームもついています。
撮影ポイント
入り口から建物の横方向へ歩くと、マレーシア国旗とサバ州旗が立っている場所があります。ここから撮影すると、右側にミナレットも映り込んで州旗でサバ州なのも分かるし、なかなか良いスポットかと。(個人的に)
ハチの巣ドーム
真ん中の大きなドームをよく見ると、ハチの巣のようなデザインになっています。ユニークな柄ですよね。
モスクは別名「Honeycomb cladding(ハチの巣)」のモスク、と呼ばれることもあるのだとか。
中の様子
建物の中には入れていないので中の写真はInstagramページからお借りしています。
空撮
モスク建物は縦長で、ドームと対になる場所に大きなミナレットが1本立っているんですね。空撮でみるとモスクの全体像が分かりやすいです。
所在地
Masjid Negeri Sabah
住所:Jln Tunku Abdul Rahman, 88100 Kota Kinabalu, Sabah
アクセス
コタキナバル空港からモスクまでは車・タクシーで約10~15分。
コタキナバル中心街エリアからは車・タクシーで約5~10分。
〈車/駐車スペース〉
モスク前、モスク敷地内に駐車場あり。
開館時間
AM4:00 – PM11:00
※礼拝時間は見学できない時間帯あり
入場料
無料
まとめ
コタキナバルのシンボルモスクのひとつ「サバ州立モスク」。伝統建築を取り入れている他のモスクともまた雰囲気が違い現代的なデザインで、かつその存在感のある出で立ちは一見の価値があると思います。
コタキナバルの市内観光の合間に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
コタキナバルへの旅行や観光スポットの情報収集をされている方へ、記事の内容が参考になれば幸いです。
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