本記事では、これからマレーシア旅行を予定している方へ向け必要な持ち物や準備することのチェックリストを在住者の現地最新情報を含めて解説しながら紹介しています。
マレーシア在住のわたしの経験含め、常夏の国マレーシア旅ならではの必需品や準備品リストをつくったよ!
この記事をよめば、マレーシア旅の準備は完璧なんだにゃ!
記事の情報量が多いので必要なカテゴリーだけ見たい方はこちらから飛べます!
マレーシア旅行の持ち物と準備リスト
カテゴリー項目ごとにマレーシア旅の必需品・便利な持ち物・事前準備や確認することについてチェックリスト形式でラインナップしました。
ぜひ旅行前の確認チェックや準備の参考にお役立てください!
必需品・貴重品
パスポート
海外旅行で命の次に大事なパスポート。パスポートの所在と残存期間を確認しましょう!(最重要)
日本国籍パスポートの所持者の場合、マレーシア入国日に有効期間(残存期間)が6か月以上ないと入国拒否されます。
有効期間が1年切っている場合新旅券に切替できるので、早めの確認を!
また、パスポートのコピーをトランクやカバンごとにいれておくと万が一の紛失時にも安心です。
ビザ(査証)
日本国籍で、マレーシアへ観光目的の90日以内の滞在であればビザ(査証)は不要。
ただし、マレーシア入国日にパスポートの残存期間が6か月以上残っていることが条件です。
航空券Eチケット・ホテル予約確認書
航空券やホテルを予約したら、メールでEチケットや確認書を受け取ると思いますがスマホですぐ画面が出せるようまとめて準備しましょう。
また、紙で印刷しておくと絶対安心。万が一スマホの充電や電波が入らなくても焦らず済みます。
もし誰かに場所や道を尋ねるときなどもスマホ画面で受け渡すのは不安なので、ぜひ紙でも持っておこう!
現金・両替
マレーシアでは多くのお店で基本的にクレジットカードが利用できますが、街の小さなお店や屋台では現金のみしか取り扱っていないこともあります。現金も必ず持ってきましょう。
マレーシアの空港・街中の両替所では日本円↔マレーシアリンギット間の両替が可能です。
クレジットカード
マレーシアでは多くのお店やホテルでクレジットカードが利用できます。カード会社は主にVISA・MASTERが主流。
まれにお店や場所によってなぜかはじかれてしまう事もあるので、カード会社は2種類以上持ち合わせておくと安心です。
海外旅行保険
マレーシア滞在中、何もトラブルがないことがいちばんですが万が一何か起きた場合に備え、必ず海外旅行保険への加入をおすすめします。
旅行前に準備をおすすめしたいのが海外旅行保険付きのクレジットカードをつくっておくこと。
クレジットカードに付帯する海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類あります。
わかりやすく説明すると、
なので、既に持っているクレジットカードに海外旅行保険が付いている場合も付帯条件の確認をしておきましょう。
「付保証明書(補償内容が英語で一覧になったもの)」を発行して、ダウンロード印刷しておくともっと安心だよ
もしクレジットカードをまだ持っていなかったり、安心のために増やしたいと思っているなら無料でつくれるエポスカードがおすすめです。
エポスカードは年会費永年無料の最強クレジットカード。
VISA付きエポスカードなら海外旅行傷害保険が自動付帯されます。※
そんな旅先でのケガや治療、携行品損害などさまざまなトラブルに対する補償付きで、出発前の届けや手続きも一切不要。※
海外旅行傷害保険利用条件:カード加入日(カード発行日)の翌日以降に日本を出発される旅行が対象で、1旅行につき最長90日間。
※詳しくは公式サイトURLからご確認ください。
※2023年10月1日以降の出発は利用付帯へと変更になります。
わたしもエポスカードは大学生の頃に作って、もう10年以上ずっと年会費無料でお守り的に持ってるよ。
ただし、カード付帯保険だけではトラブルのすべてをカバーすることはもちろんできません。足りないと感じる部分は別途海外旅行保険で加入しカバーするなど、合わせ技もおすすめしたいです。
通信環境・アプリ
スマートフォン
スマートフォンは旅行前に充電100%にして、必ず忘れずに持って出かけましょう!
添乗員時代、スマホ家に忘れてきたお客さん実際にいたよ。気を付けてね。
充電ケーブル
家を出るギリギリまで充電していると案外忘れがちな充電ケーブル類。スマホやカメラなど1つで3種充電できる3in1タイプが便利でおすすめ。旅行用を1本用意しておいてもいいかも。
変換プラグ
マレーシアのコンセントはBFタイプです。
変換プラグ自体はマレーシアのスーパーやホームセンターでも安く手に入りますが、充電用にひとつだけでも渡航時に持っていると便利なので、事前購入をおすすめしたいもののひとつ。
今後も他の国へ旅行する予定があるなら、万能なマルチ変換プラグもおすすめ。
※海外電圧対応でない家電などは変圧器が必要となりますので必ず事前に確認しましょう。
iPhone充電器などは全世界共通規格なので、そのままコンセントに差しても大丈夫。
SIMカード・Wi-Fiルーター
外出先で地図をみたり調べものをしたりと使う場面は多いので、用意するべきなのがマレーシア現地でのインターネット環境。
SIMフリースマホなら、マレーシアで使えるSIMカードを準備し到着したら入れ替えればOK。
クアラルンプール国際空港の到着階や街の通信会社店舗でも旅行用SIMカードの購入が可能です。
家族旅行など2人以上や複数人での利用ならレンタルWiFiを借りるのもおすすめ。
\1000円割引&受渡手数料無料で申込めるURL/
日本国内の各出発空港で借りて、マレーシアに着いたらすぐ電源を入れて使え、SIMカードの入れ替えも必要ないので楽々。
スマホストラップ
これ、わたしも実際に旅行時に愛用していますがかなり良いのでぜひおすすめしたい一品。
種類がたくさんありますが重要なのは連結部とストラップ部がしっかりしていること。
スマホの落下や紛失防止だけでなく、スリ防止にもなると思います。
写真撮りまくるなら超便利。細ひも形状のストラップはスリに切られる可能性あるからおすすめしないよ。
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーはAnkerの大容量がおすすめ。特に長時間の移動時はモバイルバッテリーがあると安心感倍増。
基本100Wh(約27,028mAh)以下のものであれば機内持ち込みが可能な航空会社が多い印象です。※ご自身の利用する航空会社規約を確認のこと
Grabアプリ
マレーシアではタクシー配車アプリ「Grab」がとっても便利。
面倒な価格交渉や会話も必要なく事前に決まった金額でスムーズで安全にタクシーが利用できる便利なアプリです。
空港からホテル間、公共交通が使いにくい場所へ移動するときも便利なので、ぜひ事前にダウンロードしておくことをおすすめします。
薬・衛生用品
常備薬(鎮痛薬・胃腸薬)
急な頭痛や腹痛に備え、使い慣れた薬の持参を。特に鎮痛薬や胃腸薬があると安心です。
もちろんマレーシアの薬局やコンビニでも似た効果のある薬は手に入りますが、緊急時すぐに飲めるよう手持ちカバンに入れて持ち歩くと安心です。
本当にキツいときは自己判断せず、病院に行くのが一番。
日焼け止め
赤道に近いマレーシアは、1年を通して日照時間が長く紫外線もバリバリです。
なので男性も女性も紫外線対策に日焼け止めの使用をおすすめします。
わたしは乾燥肌なので、紫外線吸収剤不使用で化粧下地にもなるキュレルの日焼け止めを愛用してるよ
虫よけスプレー
マレーシアでも多く発生しているデング熱対策にも、蚊よけ虫よけスプレーが有効。
丸ごと1本だと荷物になるので、旅行時わたしはスプレーボトルに入れ替えカバンに入れてます。
スキンベーププレミアムはイカリジン高濃度配合で、子どもから大人まで安心して使える商品。
現地のものは薬剤が肌に合わないこともあるので成分に注意が必要です。
ポケットティッシュ
マレーシアのトイレ、場所によってはトイレットペーパーが設置されていないこともよくある!ので水に流せるポケットティッシュは必携品。
ウェットティッシュ
マレーシアの飲食店では、日本のようにおしぼりはもらえません。(※高級店や日本食店を除く)
特に食前・食後に携帯用のウエットティッシュが大活躍します。
もちろん、マレーシアの薬局やコンビニでも購入可能。ただしにおいつきのものが多いので、買うときは注意してください。
ハブラシセット
ハブラシセットはホテルについているものor現地調達でも何でもOK!な方もいると思いますが、マレーシアのハブラシはびっくりするほどブラシヘッドがデカいです。
わたしも夫もコンパクトヘッドが好みなので、旅行の時は必ず日本のハブラシを持参します。
バスアメニティ・スキンケアセット
質の良いアメニティがしっかり揃う高級ホテルに泊まる場合は必要ない事もありますが、肌の相性もあるのでバス用品やスキンケア用品は使い慣れた種類を持っていくのもおすすめ。
現地のものをいろいろ使ってみたい!という方は薬局やスーパーでももちろん購入できます。
ナイロンタオル
ナイロンタオルはわたしも旅をするときにぜったいに持っていく必需品。マレーシアのホテルに、備え付けはほとんどないかと思います。
忘れてしまった場合は現地DAISO店舗でも調達可能です。(価格は約1.8倍ほど)
生理用品(女性用)
女性用の生理用品は、しっかり使い慣れたものを持参しておくのがベストと考えます。
日系スーパーでは日本からの輸入品が手に入りますが、種類は限られます。
現地のものでよければ薬局やコンビニでも購入可能。
マスク
2023年7月現在、マレーシア クアラルンプール街中のマスク着用率は約50%ほどでしょうか。
コロナだけでなくインフルエンザやその他感染症も増えているため、政府がマスク制限を解除しましたが体感的に着用率はなかなか横ばいなかんじ。
気になる方は使い慣れたマスクを持参しても良いかも。(安く現地調達も可能だよ)
洋服・服飾関連
服装アドバイス
マレーシア、どんな服を持っていけばいいのか悩む~!
服装は、日本の夏服イメージでOK。せっかくの海外旅行なので好きな服を着て楽しみたいですよね。
上下や下着ともに通気性の良い素材のファッションであれば、快適に過ごせるかなと思います。
せっかくだし日本であまり着る機会が無いタイプの服、派手色・カラフルな服や小物も写真映えするし、そういうものを選んでも良いんじゃにゃい?
ただし、シチュエーションに合わせて気を付けるべきこともあるので場面別にポイントをまとめたよ。
\シチュエーション別アドバイス/
良い天気の日でも、突然の激しい雨が降ることも珍しくないのがマレーシアの天気。
多少濡れたり湿ったりしても乾きやすい素材の服や着替えのシャツを持参しておくとなにかと安心。
特に高級ホテルの場合お店によってドレスコードがある場合があります。男性の場合Tシャツ・短パン・ビーチサンダルでは入店を拒否されることもあるので、襟付きシャツや長ズボンを持参しましょう。
蚊など虫に刺されないよう、レギンスや薄手パーカーで肌の露出を極力抑えるのがベター。虫よけスプレーの併用も忘れずに。
女性は肌の露出を控える必要があるので長袖や長ズボン、ストールを持参しておくと便利。
男性も長ズボンや袖付きシャツでないと入ることができないので要注意。
クアラルンプール近郊のピンクモスクやブルーモスクなど、観光客の多い大きなモスクでは観光客向けローブが用意されているのであまり心配ありませんが、そういった用意がないモスクもあります。
人気観光スポットバトゥ洞窟などでヒンズー教寺院を見学する際、男女ともに足の露出は控える必要があります。そのため男女ともに長ズボンやロング丈スカート推奨。
仏教寺院でも、できるだけ露出度の高い服装は控えること推奨。足の出る短パンなどは避けた方が良いでしょう。
モスク・寺院などの見学は、信者や管理者の方々へ失礼のないようマナーをしっかり守ることが大切だね。
上着・パーカー
マレーシアのバス・電車・お店の中などのクーラーがまるで冷凍庫のようにキンキンなことがあります。
そのため、冷え対策に上着は1枚ぜったいあると助かります。長距離移動が発生する場合は特に!
わたしは軽量で着脱もしやすい薄手カーディガンや長袖シャツあたりをよく持ち歩いてます。
かばんアドバイス
マレーシア旅で持ち歩くカバンは、必携品がしっかり入りファスナーが全面閉まる軽量のものがおすすめ。
クアラルンプールなど都市部の人の多いエリアでは、スリやひったくりで日本人観光客が狙われるケースが多発しています。防犯対策の面でもしっかり貴重品が守れるバッグを使いましょう。
特に男性はポケットに財布やスマホを入れがちだと思いますが、街中では絶対にやめた方がいいです。
小さくてもいいので身体にフィットするタイプのカバンを使って防犯意識を高めること推奨。
できればハイブランドのロゴドーン!なカバンとかは避けた方が良いかも。
マレーシアの治安・防犯・慣習などの情報は外務省発信の海外安全ホームページが参考になるので、渡航前に一読を。
歩きやすい靴・スポーツサンダル
常夏の国だしサンダル…と考える人もいるかもしれませんがアクティブに街歩きをする予定ならスニーカーがおすすめ。足元が危ないので、靴底がしっかりした履きなれたスニーカーが一番安心。
いや、それでもやっぱりサンダルがいい…という方におすすめするなら断然スポーツサンダル。
私はTEVAハリケーンを相棒にマレーシア国内もハイキング・川・海と旅してきました。
靴下と併用もできるし、水陸両用で使えて荷物を減らせるのが一番のお気に入りポイントです。
夫が使ってるのはこっち。
ビーチサンダル
マレーシアの中でもビーチリゾートへ旅行される方や、ホテルのプールに入る予定の方はビーチサンダルを持参すると便利。
現地調達も可能ですがサンダルも正直履き慣れてないと靴擦れ起こすかも。
もしスポサンがあるなら兼ねれるしいらないかな。
水着・ラッシュガード
マレーシアではホテルやレジデンスにプールがついているのがデフォルト。入りたい!入るかも!と思う方は水着一式持ってきておくと良いかと。
ペナン島・ランカウイ島・コタキナバルなどビーチリゾートに行かれる方はもちろん忘れずに。
紫外線対策にラッシュガードも絶対あったほうが良いです。
あると便利なアイテム
折りたたみ傘
マレーシアでは東南アジアの亜熱帯気候特有の突然のスコール(強い雨)が降ることも珍しくありません。折りたたみ傘を持っていると安心便利。
日差しが強いときにも使える晴雨兼用がおすすめ。
帽子・キャップ
昼間の観光や街歩き、アクティブ系の方なら紫外線対策に帽子・キャップもぜひ。折りたたみ傘がある方はそちらだけでも。
携帯ファン・扇子
とにかく暑がりな方に。特に昼間の観光や街歩きは暑いのでこれらのグッズがあると快適かも。
扇子はそんなに荷物にならないので、わたしはいつもカバンに忍ばせてます。
タオルハンカチ
暑くて汗が止まらない!突然のスコールで濡れてしまった!て場面にもお助けタオルハンカチは絶対に必携品です。数枚持っていきましょう。
海外対応ヘアドライヤー
ホテルに付いているヘアドライヤーはあまり良くないタイプのこともあるので、日本製で海外でも使えるヘアドライヤーがあると便利。荷物にはなりますが時短&髪の健康に。
電動シェーバー
ホテルに使い捨てカミソリ置いてある場合もありますが、夫曰く
だいたい安全ガードついてないから肌に優しくないんだよ
髭剃りが欠かせない方には持参がおすすめ。話題の小型シェーバー良さそう。
エコバッグ
マレーシアのスーパーやコンビニなど日本同様ビニール袋は有料。折りたためるエコバッグがあるとお買い物のとき便利なのでぜひ持参して。
お土産がてら現地で購入するのももちろんアリ!
洗濯ロープ・洗剤
滞在日数が長い場合や極力荷物を減らしたい方はお部屋で自分で洗濯できるように洗剤のミニパックや洗濯ロープがあると便利。
洗濯ロープは100円ショップで買えます。
これはかなり便利そうなお品。欲しい。
マレー語会話帳ブック
マレーシアでは基本英語が通じますが、ローカルな場所や食堂ではマレー語がメインなことも。
挨拶や数字など、少しだけでも使うと喜んでもらえたり、旅行が楽しくなること間違いなし!興味がある方にはぜひおすすめしたい一冊。
私も日本から買って持ってきたよ!めちゃくちゃおすすめ。
マレーシアガイドブック
なんだかんだで日本語の旅行ガイドは旅のお助けアイテム!マレーシア旅の事前予習にも。
観光地情報だけでなく、地図やエリア情報、慣習などたくさんの情報が載っているからとても参考になるよ。
国際免許証
マレーシア国内でレンタカーを運転する予定がある方は、国際免許証の取得・持参を忘れずに。
国際免許証は指定の警察署や免許センターで発行可能で、発行日から1年間有効となります。詳しくは警視庁または各都道府県警察の公式サイトよりご確認を。
まとめ
以上、マレーシア旅行に持っていくべき必需品からあると便利なアイテムまで40選紹介しました。
特に旅先がクアラルンプールであれば、日系スーパーも多く日本のものが現地で調達できる場合もあります。
また、荷物を極力減らしたい場合は必需品や薬以外は現地での調達でも良いかもしれません。
読んでくださった皆さんのマレーシア旅が、快適で安全な楽しい旅になりますように。
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