本記事では、マレーシア サバ州コタキナバルの郊外にあるワニ園「トゥアラン クロコダイル ファーム/Tuaran Crocodile Farm」について、実際に見学・撮影してきた写真とともに施設の様子を紹介します。
よく分からないけど面白そうな場所みつけた!ワニファーム!
え、ワニ園?行きたいならまぁ…動物デーってことでありか。
という感じで、ロッカウィ動物園に行ったあとにコタキナバルをドライブがてら北上し、トゥアランという隣町にあるクロコダイルファームに行ってきました。
トゥアラン クロコダイル ファーム情報
ファーム概要
コタキナバルの中心街からは車で北東に約40分の距離にある「トゥアラン クロコダイル ファーム/Tuaran Crocodile Farm」は、2005年に開園した、1000頭以上のワニを飼育・養殖しているサバ州最大規模のワニファーム。
公式サイトによると、創業者のMr.Chai氏(通称ミスタークロコダイルと呼ばれているらしい)は50年以上のワニキャリアを積んでおり、サンダカン・トゥアラン・ランカウイ島の3カ所に同規模のワニ園を経営しているのだそう。
ランカウイのクロコダイルファームの事はガイドブックに載っていたのをみたなぁ。経営者が一緒だったのね。
道のり
コタキナバルの市街地でお昼を食べた後出発。市街地からクロコダイルファームまでは車で約40分のドライブです。
日本人にも人気の高いリゾートホテル「シャングリ・ラ ラサリア コタキナバル」に宿泊する方には、このファームはとても近い場所にあります。
道沿いに愉快なワニのキャラクター看板が見えましたので右折。
駐車場
ショップロットのような場所から入るので、本当にこんなところにワニ園あるの?って感じなのですが、奥まで行くと駐車場が現れます。
クロコダイルファーム入り口
愉快のワニキャラ看板がこちらにも。(他のファームでも共通なのかな?)
ウェルカムワニ
入り口から衝撃の展開。迫力抜群なワニのはく製!これは小さい子は泣くかもしれません。笑
入場チケット購入
窓口でチケットを購入します。支払いは現金のみ。
チケット代金
外国人料金
- 大人:RM30(約900円)
- 子ども:RM20(約600円)
※RM1=30円で換算した場合
マレーシア人料金
- 大人:RM16(約480円)
- 子ども:RM8(約240円)
※RM1=30円で換算した場合
※在住者はVISA提示でマレーシア人料金適用可能。
ベイビークロコダイルと撮影
RM5でベイビークロコダイルちゃんと撮影できるけど、どうや?
とチケット購入時に勧誘されます。せっかくなので撮影することに。
観光地あるあるのグリーンバックでカメラマンが撮影しますが、私たちのスマホでも何枚も撮ってくれました。
爬虫類の感触ってひんやりぼこぼこしていてなんかいいよね。(←わりと好きなタイプ)
ファームの中へ
売店を通り抜けて、まずはワニたちに会いにGOです。
ワニフォトゾーン
入り口にいたワニのはく製仲間たちがこんなにたくさん…!乗り物に乗ってたり、グローブはめてたり、いろいろシュール…。
ファーム内の様子
生きているワニたちのいる方へ向かいます。
敷地内は公園のようになっていて噴水や池、芝生もあって広々しています。
動物園に比べお客さんも少なかったので落ち着いていてけっこう気持ちの良い空間でした。
ワニショーの開催されるエリア
やっと生きている大人ワニにご対面。立派ですね。こちらのワニさんはショーにも出演されるお方。
ここでは1日2~3回ワニショーが行われています。ワニ使いの方がワニの中に手を入れたりしてスリル満点な感じ。
私たちはショーの事など知らずに来てしまい(笑)ちょうど1時のショーがおわったばかりで3時までも待てないのでショーは見られずじまいでしたが、時間が合わせられる方はあわせて来園されると良いかもです。
個室ワニさんたち
ショーポンドの向こう側には個室にワニさんたちがたくさん。
ワニが口を開けている理由
たびたび口を開けてフリーズしているワニさんがいたのですが、これは一体どういう意味なのか調べてみました。
表面積が増えるので効率的に温まる、あるいは口の中の皮膚が薄いので効率よく温まるという説や、口の中の寄生虫を鳥に食べてもらうという説、ほかの個体への信号になっているという説など、諸説あります。
もっとも信頼できそうなのは、頭が熱くなり過ぎるのを防ぐために放熱させているという説です。せっかく温まった体を水の中に入って冷やすことなく、大事な脳などは過熱しないように、口を開けて空気に触れさせ、また、水分を蒸発させて冷やしている行動だという考え方です。
上野動物園東京ズーネット「イリエワニはなぜ口を開けているのでしょう?」ページより
体温調整しているのね。苦しんでいるわけじゃないならよかった
大きなワニの池1
奥に進むと大きな池があり上を歩けるようになっています。ここには巨大なワニ達がたくさん!
サイズがわかりやすいように一緒に撮影。私なんて丸飲みされそうなほど大きなワニさま。
大きなワニの池2
さらに奥に進むと、もっと大きな池が現れます。
いっぱいいましたワニ軍団。でもみんな暑いのか陰に固まってます。だよね。
例のごとく口を開けたワニがおりました。この時は意味を知らなかったので目の前の鳥(獲物)を狙っているのかと思いました(笑)
日陰に大集合のワニ軍団
いや、暑すぎてこちらの日陰にも集合。場所が足りなくてもはやみんなで重なっている。
それにしてもこんな巨大ワニ間近でみれることもなかなかないからすごい!
どんなもんか分かりやすいように、見学客と比べてみました。ほんと、デカいんです。
落ちたら丸飲みにされる可能性もありますので、くれぐれもお気を付けて…。
ワニ以外の動物たちもいるよ
ワニファームのはずなのに、なぜか他の動物たちもいろいろいました。
カワウソ
ごはんがもらえると思ったのか目の前で立ち上がりつぶらな瞳で見つめられました。なんてかわいいの!
シカ
立派な角があるシカさんもいらっしゃいました。
ウサギファーム
さらに、ウサギファームもありましてたくさんウサギたちとふれ合うことができます。
エサはセルフでお金を入れて取り出します。ワニが怖いお子様にはこちらが良いかもですね。
お土産屋さん
このお土産屋さん、ワニのはく製や骨がたくさん販売されています。ワニの卵などもありました。好きな人にはたまらないのでしょうね?見るだけでも博物館みたいで面白いです。
ワニ革のバッグやお財布など小物もずらり。
所在地
Tuaran Crocodile Farm
住所:Unnamed Rd,, 89200 Tuaran, Sabah
アクセス
コタキナバル中心街から園までは車・タクシーで約40分。
コタキナバル空港から園までは車・タクシーで約50分。
〈車/駐車スペース〉
敷地内に無料駐車場あり
営業時間
AM8:30 – PM5:30
まとめ
全く期待せずにドライブがてら行きましたが、クロコダイルファームは思ってたよりも見応えや迫力があって面白かったです。ベイビーワニともふれ合えて、動物にふれ合おうデーにふさわしい時間が過ごせたかなと思います。(ワニショーがみれなかったのだけが残念)
正直、初めてのコタキナバル旅でわざわざ行く価値があるかと言われたらちょっと返答が難しいのですが、動物やワニが好きな方にとっては楽しめるスポットだと思います。
我が家の場合、ランカウイでもクロコダイルファームに行くかどうかは夫次第です。行けたらきっと記事にします。笑
コタキナバルへの旅行や観光スポットの情報収集をされている方へ、記事の内容が参考になれば幸いです。
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