本記事では、マレーシア サラワク州クチンの街の名物ケーキ店「Mira Cake House」とその隣にある週末マーケット「Satok Weekend Market」について、お店やマーケットの様子などを撮影してきた写真とともに紹介します。
サラワクリバークルーズで食べたケーキ、美味しかったからもっと食べたいよね。
クチンのメインバザール付近にも売ってたけど、有名店があるみたい。マーケットも見てみたいからそこにある店舗に行ってみよ!
ということで名物ケーキ探し&クチンのマーケット散策に行ってきました。
名物ケーキ【Kek Lapis Sarawak】
「ケク・ラピス・サラワク/Kek Lapis Sarawak」と呼ばれるサラワク州の名物ケーキ。
- Kek ケク=ケーキ
- Lapis ラピス=層(レイヤー)
- Sarawak サラワク=サラワク州
マレー語で「サラワクの層(レイヤー)ケーキ」という意味があります。
色とりどりの層が重なった美しいケーキで、主に特別なお祝いや晴れの日、誕生日や結婚式などに食べたり贈り物として食されるのだそう。
元々、レイヤーケーキの歴史は1970年代頃にインドネシアから伝わり、そこからサラワクの人々が新しいフレーバーや色を開発し新しいスタイルのケーキとして誕生したカラフルなレイヤーケーキを「ケク・ラピス・サラワク/Kek Lapis Sarawak」と名付けたのだそう。
街の伝統として保護するために、現在では決まりに則りサラワク州内で製造されたケーキにしか「ケク・ラピス・サラワク/Kek Lapis Sarawak」と名乗ってはいけないルールもあるのだそうです。
Mira Cake House
数あるケク・ラピス・サラワク専門店の中でも有名なお店のひとつが「Mira Cake House」。こちらのお店、クチンの街中に支店がたくさんあります。
今回私たちが行ってきたのは、サンデーマーケットのすぐ横にある店舗。
お店の様子レポ
外観
マーケットの向かい側にあるので、車の場合はマーケットの駐車場に停めてGO。
日曜日の午前中に行きましたが、たくさんのお客さんで賑わっていました。
店内
ずらずらっと棚や冷蔵庫に沢山の種類のケーキが並んでいます。
こちらのお店では、なんと50種類以上のケーキ取り扱いがあるのだそう。(売り切れや焼き上がりのタイミングもあるので常時というわけではなさそうです。)
ケーキのカラフルな色味は、自然のものから抽出している色を使っているのだそうです。
こんなに種類あるんだ?!どれがいいのか悩む~!困った。
という方にも。トップセラーの一覧が張り出されてましたので参考に▼
店内ではケーキだけでなくクッキーやパイなど焼き菓子系も販売されています。
購入品
迷いに迷った挙句、トップセラーのチョコレートチーズとカラフルなケーキを1本づつ購入。
お店の公式サイトによると、こちらのお店では他と違って砂糖少なめで防腐剤が入っていないのもウリなのだそう。
実食
断面の写真を撮るのを完全に失念してしまいました。そして最初ナイフが無く手でちぎって食べていてこのありさま(笑)
食感はやわらかくしっとりしていて、日本のバウムクーヘンにもよく似ているなと思いました。色がカラフルな方はほんのり甘めの味付け、チョコ味の方は比べて少しビターな味ですごく美味しかったです。
このあと残りを次の行先のコタキナバルのホテルまで運び、ホテルや移動中のおやつで大活躍。
本当はKLまで持って帰りたかったけど、移動が長かったから旅先で平らげたよ。
所在地
Mira Cake Central (Mira Cake House)
住所:185, Jalan Matang, Taman Foong Joon, 93050 Kuching, Sarawak
アクセス
クチン空港からお店までは車・タクシーで約15~20分。
クチン中心街(ウォーターフロントエリア)からお店までは車・タクシーで約5~10分。
〈車/駐車スペース〉
店前路駐は危ないのでマーケットの駐車スペースに停めて道を渡ればOK。
営業時間
AM8:00 – PM10:00
支店情報
Mira Cake Houseの支店は公式サイトのショップ一覧ページから確認できます。
クアラルンプールに2支店
なんと!西マレーシアにも支店があるという情報が載ってました。シャーアラムとアンパンジャヤにそれぞれ支店があるようです。
サラワクで作ったケーキを空輸しているのでしょうか?記事を書くにあたり分かった事実なので、近くに寄った際には実店舗に行って確認してみようと思います。
メインバザール沿いのお店
クチンの中心街、メインバザール沿いにも「ケク・ラピス・サラワク/Kek Lapis Sarawak」の専門店がいくつかあります。店頭で試食もできるようになってたので、どんな味なのか気になる方はぜひまずは試食で試してみるのも。
▲看板にもレイヤーケーキの写真があるのですぐわかります。お店によってオリジナルの味があったり、面白いです。
Satok Weekend Market
続いてはミラケーキハウスの隣にあるこちらのマーケットへ。
WeekendやSundayの名前がついていますが、土日営業しているマーケットのようです。ちなみに私たちが訪れたのも日曜日です。
旅先でマーケットを訪れると、何が売っているのか見るのももちろん面白いんですが、その土地の人々の雰囲気や生活の風景がみられるのも魅力的です。
マーケットの様子レポ
生鮮精肉
ウェットマーケット。とても活気があります。
野菜・フルーツ
フルーツと野菜の屋台。新鮮なものがたくさん並んでいます。
ココナッツミルク
ココナッツミルクの生絞りコーナー。大量のココナッツの実の殻が積みあがっています。
ココナッツミルクを求める人々の列がすごかったです。きっとしぼりたては新鮮で美味しいのでしょう。まさに東南アジアらしい風景ですよね。
苗木
苗木を売っているエリアも(飛行機なので買って帰れないですが)見るだけで面白いです。
マレーシアの果物の王様、ドリアンの木各種。猫山王2本でRM60。
ドリアンって個人レベルで栽培できるものなのでしょうか?どのくらいで実るんだろう?
お土産
メインバザールに比べると規模は小さめですが、マーケット内にお土産屋さんもありました。
ツアーを使えばホテルからの往復送迎・チケット購入・ガイドも全てお任せで楽々観光できちゃいます。
クチン発 19世紀の歴史的建造物とネコの街!クチン市内観光ツアー <ホテル送迎/日本語ガイド>
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所在地
Sunday Market (Medan Niaga Satok)
住所:Medan Niaga Satok, Q309, Petra Jaya, 93050 Kuching, Sarawak
アクセス
クチン空港からマーケットまでは車・タクシーで約15~20分。
クチン中心街(ウォーターフロントエリア)からマーケットまでは車・タクシーで約5~10分。
〈車/駐車スペース〉
マーケットの駐車スペースはたくさんあります。ただ、午前中は混み合っていて出入りが激しいので注意。
営業時間
6:00am – 6:00pm
※サンデーマーケットという名前ですが土曜日も営業しているみたいです。
まとめ
サラワク名物のカラフルなご当地レイヤーケーキと、クチンの大きなマーケットを紹介しました。
ケク・ラピス・サラワクは中心街にお店もたくさんあるので、ぜひ一度は試食だけでも食べてみることをおすすめしたいです!見ているだけでもカラフルで思わず笑顔になること間違いなし。
本記事で紹介したお店とマーケットは中心街から車で約5~10分位の距離なので、車が無い方でもタクシーなどでサクッと行ける距離かなと思います。ケーキもマーケットもどちらも気になる方にはぜひおすすめの場所です。
クチンへの旅行や観光、グルメスポットの情報収集をされている方へ、記事の内容が参考になれば幸いです。
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