本記事では、マレーシア サラワク州クチンの街にある観光アトラクション「サラワク川サンセットリバークルーズ/Sarawak River Cruise」について、実際に体験・撮影してきた写真とともにアトラクションの様子を紹介します。
Kuching クチン 情報
マレーシアの東側の島、ボルネオ島(カリマンタン島)の西側に位置するサラワク州。州都クチンは、マレー語で『猫』を意味する名前でも知られる街です。(街の名の由来には諸説あるようです)
首都クアラルンプールからは国内線で片道約1時間50分のフライト距離。
街の中心地を流れるサラワク川のウォーターフロント周辺には歴史的な建物が多く残され、美しい州議会議事堂や新しい橋なども。まさに新旧が織り交ざる美しい風景も街の大きな魅力だと思います。
そんなマレーシアの猫の街クチンに、2022年4~5月ハリラヤ休暇に念願叶って旅してきました。
サンセットリバークルーズ 情報
クチン中心街のサラワク川沿いの遊歩道は朝から夜まで風景も美しく、なんと言っても気持ちの良い場所。そんなサラワク川にサンセットリバークルーズのアトラクションがあります。
旅の1日目に乗船してきたのですが、大変良かったのでクチンの街を旅行する方にぜひおすすめしたく記事を書いてます!
アトラクション概要
その名の通り、サンセットの時間にサラワク川沿いのポイントを見ながらクルーズする観光船です。運行はPM5:30~7:00の90分間の1本のみ。
以前は3時からのデイクルーズもあったようですが現在は休止中のようです。
私たちは観光船のことは事前に考えてませんでしたが、たまたま看板と船を見かけ「楽しそう!」という事で乗ってみることにしました。
チケットの買い方
チケットの購入方法は以下3パターン。
- オンライン公式サイトで購入する
- 現地のカウンターで直接購入する
- オプショナルツアーに参加する
オンライン事前購入
Sarawak River Cruiseの公式サイトで事前に購入できるとのこと。ただし、こちらは3~16日前分までの購入しかできないため当日や前日購入したい場合はカウンター購入となります。
カウンター当日購入
カウンターでの当日券の販売はPM3時開始です。※看板に書かれてた電話番号に掛けて確認しました。
当日の場合先着順購入になります。混んでいる時期の場合はできるだけ早い時間に購入するのが確実ですね。
オプショナルツアー参加
クルーズのチケットが含まれたオプショナルツアーに参加するなら、日本語での申込・ホテルからの往復送迎・クルーズチケット・日本語ガイド・夕食などまですべてお任せで楽々。
クチン発 サンセットクルーズ+ダルルハナ橋イルミネーション・ツアー <ホテル送迎/日本語ガイド>
チケット代金
チケット代金は以下の通りです。カウンター購入の場合支払い方法は現金のみでした。
- 大人(13才以上) RM65(約1,950円)
- 子ども(5~12才) RM32(約960円)
- 4才以下の乳幼児 無料
※RM1=30円で換算した場合
チケット代に含まれるもの
チケット代金に含まれている内容は以下の通りです。
- 乗船料&座席
- 英語での音声マイクガイド
- 飲み放題のジュース&ご当地ケーキ
- 民族伝統ダンスショー
乗船レポート
PM5:00 乗船
出航30分前から乗船可能ということで、その間街歩きとホテルでひとやすみ。夕方5時頃乗り場へ向かいました。
船の様子
船内の室内にはエアコンがかかりテーブルとイスも潤沢。ここに座ってもいいみたいですが…
もちろん階段上のデッキへ向かいましょう。
この日は夕方から少し雨が降ってしまいました。屋根があるので屋根の下に座れば問題なし。※雨がひどい場合、雨天中止もあり得るようです。詳しくは運行会社へ要確認。
ジュース&ケーキ
早速カウンターでジュースとケーキをいただき、席へ。
▼このケーキがすごく美味しくて、調べてみたらクチン名物の『ケク・ラピス・サラワク』というバウムクーヘンのようなケーキとの事で。
〈関連〉その後、このサラワクケーキの専門店に行った時の記事です
席は自由席
自由席なのでお好きな席に。私たちの乗船時空いてたのでみな移動しながら写真撮って楽しんでいました。※持ち物大事なものはちゃんと肌身離さず管理しましょう。
はやく乗船すれば出航するまでの間にも撮影ゆっくり楽しめるので、早め乗船がおすすめ。デッキにはいろんな国の国旗が飾られていて、日本国旗もありました。
PM5:30 出航
時間になったら案内アナウンスが始まり、出航します。下流方面に向かって出発しました。
雨も上がり、涼しくてすごく気持ち良い!船内に伝統音楽的BGMが流れてるのですが、その音楽もすごく良くて既に楽しく、もうテンションアゲアゲ。笑
▼ハリラヤ休暇最初の土曜日でしたがこの具合でした。皆さんリラックスして笑顔で楽しそう。
別メニュー注文も可
ジュースもおかわりできますが、ビールやスナックも別料金でカウンターで注文可能です。
英語ガイド付き
見どころが近づくと場所の紹介や説明をおもしろ楽しく英語でアナウンスしてくれます。録音ではなく、船員ガイドさんがライブで喋ってるので面白いです。
▼こことか、どうよこの豪邸?ヤバくない?みたいなノリでめっちゃ面白かった。
途中、対岸側に集まっていた地元の子供たち(小学生くらい?)が、船に向かってみんなで手を振ってくれる場面もあったりして、すごく可愛く癒されたり。※これはたまたまで観光船のアトラクションではないです
船内散策も楽しい
操縦室ものぞけます。(中には入れません)
トイレ情報
下の船内に清潔感のあるトイレあります。ペーパーも設置されてました。
クルーズ後半、アナウンスがありダンスショーが始まります。この時間までにお手洗いは済ませておきましょう。
PM6:20 民族伝統ダンスショー
色とりどりの華やかな伝統衣装に身を包んだ皆さんがそれぞれ違う音楽に合わせてダンスを披露してくれます。
ボルネオ島、サラワク州には26を超える先住民族の人々も共に暮らしており、民族文化に触れることが出来るのも観光の魅力です。
ダンスを披露してくださったのは4名のパフォーマーさん。とても素敵でした。
移りゆく街の色
下流から上流へ折り返し、出発地点へと戻っていきます。日が落ちて街の色の変化をゆっくり眺めるぜいたくな時間。
この頃には皆さん思い思いに超まったりモード。下船が近づいてきました…。
出発地点に戻ってきました。なんと目の前には議事堂と橋の美しすぎるライトアップが!
PM7:05下船
忘れ物ないように確認のち、下船。そのまま夜のウォーターフロント周辺でうっとりしながら撮影とお散歩を楽しみました!
まとめ
以上の通りクルーズが楽しいのは言わずもがな。期待以上に良くて満足度かなり高かったです。良かった点をまとめると以下の通り。(ほぼ全要素ですが)
- 美しいクチンサラワク川沿いの風景
- 楽しいBGM(伝統音楽)やジョーク入りガイド
- 軽食やスナックもまったり楽しめる
- 民族伝統ショーも数曲楽しめる
- 船員さんたちも陽気&親切丁寧
- 船内もなかなか綺麗
旅の1日目だったにもかかわらず、夫は
もう帰宅してもいいくらい楽しすぎた満足!
と言ってました。(もちろん帰らないですけど。)
大人から子どもまで皆がバランスよく楽しめるアトラクションだと思うので、私たちのような夫婦・カップルだけでなくファミリーやグループでもわいわい楽しいと思います。
出航時天気がそんなに良くなかったですが全然楽しめたので、お天気が良い日はもっと美しい夕景がみられるのではないでしょうか。私たち個人的にはぜひクチン観光でマストでおすすめしたいアトラクションです!
クチンへの旅行や観光スポットの情報収集をされている方へ、記事の内容が参考になれば幸いです。
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