本記事では、マレーシア トレンガヌ州の州都クアラ・トレンガヌの街にある観光スポット「Turtle Alley/海龟巷/タートル・アレイ」について、スポットの概要やおすすめポイントなどを撮影してきた写真とともに紹介します。
現在マレーシアクアラルンプールに住む私たちは、2022年旧正月期間(1月末~2月初旬)にクアンタン/コタ・バル/トレンガヌ へ「マレー半島東海岸縦断旅」をしてきました。旅行中立ち寄った場所のなかから、それぞれの場所でおすすめのスポットをピックアップして写真と一緒に情報や様子をレポートしています。
Turtle Alley 海龟巷 情報
クアラルンプールから北東、マレー半島の反対側東海岸に位置するトレンガヌ州、州都の街「クアラ・トレンガヌ」。街の中心街の見どころのひとつで、300年以上の歴史があると言われるチャイナタウン。
そのなかに、ウミガメ保護のメッセージの込められた可愛らしいモザイクアートがみられる小さな路地があります。
とても狭くて小さな路地なので、事前に知らないと見逃してしまうかもしれません。これからクアラトレンガヌ、チャイナタウン近辺に寄られる方にぜひおすすめしたく記事にしました。
トレンガヌ州とウミガメ
マレーシアの東海岸沿い、特にトレンガヌ州の海岸や離島は時期になるとたくさんの野生のウミガメ達が産卵に来る場所として国内でも有名なスポットです。
そのためトレンガヌ州ではお土産グッズにも、街の壁画アートやモニュメントにもウミガメのデザインがあしらわれている事が多く、州のマスコット的存在にもなっています。
概要と歴史
『Turtle Alley 海龟巷』は、地元でウミガメの生態や保護について研究をされているChan Eng Heng博士からのメッセージを含め、ウミガメをはじめその他絶滅危惧動物について人々にメッセージを伝えるために、地元の協会や住民たちが協力してアートを作成し、2013年にオープンしたスポットなのだそう。
チャイナタウン側の入口
チャイナタウン側から行く場合、たまごから孵るウミガメの赤ちゃんモニュメントが目印。
ベイエリア側の入口
こちら側には大きな大人のウミガメモニュメント。観光客たちのちょっとしたフォトスポットにもなっていました。
▼更に、路地の入り口付近には大きくて素敵なモザイク作品。左の『PENYU』というのはマレー語で『亀』という意味です。
路地内のアートたち
※夕方に撮影したので写真が少し暗いですがご了承ください。
▼ウミガメの卵を食べるのはやめてねというメッセージ
▼カメについての豆知識やクイズなどもイラストやアートで紹介されています。
小さなお子さんから大人まで楽しめるちょっとした癒されスポット。チャイナタウンの通りからベイエリアへ通り抜けられる近道でもあります。
▼側面には、地元の人々が作成したカメにまつわる小さなモザイク作品がずらーっと並んでいます。ひとつひとつ個性的で可愛い。
▼地面にもいろんな表情や色・サイズのモザイクカメさん。
所在地
Turtle Alley
住所:219, Jalan Kampung Cina, 20100 Kuala Terengganu, Terengganu
アクセス
トレンガヌ「Sultan Mahmud空港」からチャイナタウンまでは車で約15分。
〈車/駐車スペース〉
チャイナタウンの通り沿いに駐車スペースがありますが、混み合っていると停めるの大変なので、その場合はベイエリア側に停める方が駐車スペースに余裕あるかと思います。
開館時間
24時間(夜はライトアップありましたが、何時までかは不明)
入場料
無料
まとめ
チャイナタウンを歩いていてたまたま見つけたスポットでしたが、カメたちのモザイク画やモニュメントもとてもかわいくて癒されました。トレンガヌの地元の人々の、ウミガメに対する愛が伝わってくるような場所でもありました。
チャイナタウンやベイエリアに行く予定がある方は、さくっとみられますのでぜひ見学をおすすめしたいスポットです。
トレンガヌ州への旅行や観光スポットの情報収集をされている方へ、記事の内容が参考になれば幸いです。
コメント