本記事では、マレーシア トレンガヌ州のJertehにあるイスラム教モスク「Masjid Hadhari Jerteh」について、実際に撮影してきた写真とともに建物の様子について紹介します。
現在マレーシアクアラルンプールに住む私たちは、2022年旧正月期間(1月末~2月初旬)にクアンタン/コタ・バル/トレンガヌ へ「マレー半島東海岸縦断旅」をしてきました。旅行中立ち寄った場所のなかから、それぞれの場所でおすすめのスポットをピックアップして写真と一緒に情報や様子をレポートします。
トレンガヌ州の小さな村「Jerteh」
クアラルンプールから北東の方向、マレー半島の東海岸側に位置する南シナ海に面して長く伸びるかたちのトレンガヌ州。
クランタンに向かう道中で立ち寄ったトレンガヌ州の北端にある「Jerteh」という小さな村で出会った立派なイスラム教モスクを3か所紹介します。※訪問した順番に記事を書いているため、州ごとの記事がバラバラになっていますがご了承ください。
Masjid Hadhari Jerteh 情報
古く老朽化していたモスクを建て替え、2005年に建設されたJerteh、Besut最大級のイスラム教モスク。モスクのデザインはトルコの影響を受けた中東建築を主としているそうです。
ドーム丸みの感じと色味が、なんとなくピンクモスク(プトラモスク)にも似ている感じ。
またこのモスク内には足が不自由な方や車いすの方が利用しやすいようにエレベーターが完備されているそうで、そこが全国的にも大変珍しいのだそう。
モスクの名前「Hadhari」には「文明」という意味があるそうです。このことについて調べていたらマレーシアの歴史や政府の話が出てくるのでちょっと私の読解力では難しく、沼に浸かりかけたので情報はこれしか書けず。
モスク写真
中に入って見学ができない時期だったため、撮影できた写真は外観のみ。参考写真をところどころInstagramより引用させていただきます。
写真は逆光になってしまって色が分かりにくいのですが、きれいな赤のドームに黄色の壁。ミナレットには黄色のラインが入っています。
アーチも縞々模様で、ドームとリンクした深い紅色です。
ドームの色
このドーム部分の深い紅色がとても美しかったです。よく見ると下を囲っているアラベスクな装飾も可愛い。
空撮
Instagramの写真をお借りしています。空撮だとモスクの美しいドームの色と配置、町の様子やすぐそばに流れる川・自然なども良く分かります。(2~4枚目)
空撮用のドローンが欲しいニャー
※でも、基本マレーシアでモスク上空の空撮をするには各自治体や政府の許可が必要みたいです。(ちょっと本気で調べてみました。)
所在地
Masjid Hadhari Bandar Jerteh
住所:Lot. 2229 & 2231, Bandar Jerteh, Terengganu, 20100 Besut
アクセス
トレンガヌ「Sultan Mahmud空港」からモスクまでは車で約80分。
クランタン「Sultan Ismail Petra空港」からモスクまでは車で約80分。
※プルヘンティアン島へ向かう場合、船が出る「Kuala Besut」の港から車で約20分の距離。
〈車/駐車スペース〉
モスク敷地外および内側に駐車スペースあり。
開館時間
AM5:00 – PM10:00
入場料
無料
まとめ
マレー半島の東海岸の州は特にマレー系マレーシア人の割合も多い地域のため、車で走っていてもモスクの数も他の地域以上にとても多いように感じました。伝統的なデザインから、ユニークなデザインの建物まで、それぞれのモスクに個性があって、東海岸旅の中でモスクを巡るのはとても面白かったです。Jertehの町は、ちょうど州の中間地点でモスクが立ち並ぶエリアでもあります。トレンガヌやクランタンに訪れる予定で興味のある方へ情報が参考になれば幸いです。
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