本記事では、マレーシア クアラルンプールにある水族館「KLCC水族館 Aquaria KLCC」について、館内展示ギャラリーの様子や見どころ、水族館までの行き方など写真とともに紹介します。
KLCC水族館 Aquaria KLCC 情報
KLCC水族館 概要
KLCC水族館(Aquaria KLCC)は、マレーシア クアラルンプールにある水族館。
都心部KLCCエリアに位置していることもあり、旅行者・観光客をはじめ地元の人々も多く訪れる人気の水族館です。
特に大きな見どころは90メートルの長さを誇る水中トンネル。7種類のサメ、オオアカエイ、ウミガメなどと共に迫力のある海中世界を体感、涼みながら鑑賞を楽しむことができます。
必要所要時間は、空いていれば最低1時間。混んでいたり、じっくりと見学したい場合やお買い物を含めると2時間前後でしょうか。
KLCC水族館 入り口
水族館の場所は、ペトロナスツインタワー建物のお隣、KLコンベンションセンターの地下。
水族館までの行き方は記事後半に写真付きで詳しく解説しているからぜひ参考にしてね。
【飛ばし読み】KLCC駅・Suria KLCCモールから水族館への詳しい行き方はこちらから
KLCC水族館 チケット購入方法
チケット売り場
左が当日券チケット購入カウンター、オンラインで購入してQRコードを持っていれば右側から並ばずに進むことができます。
チケット代金
公式の表だと分かりにくいので外国人料金とマレーシア人料金で分けた表にしました。
外国人料金 | 平日 Weekday | 土・日・祝 Weekends |
---|---|---|
大人 (13才以上) | RM75 (約2,250円) | RM79 (約2,370円) |
子ども (3~12才) | RM65 (約1,950円) | RM69 (約2,070円) |
シニア (60才以上) | RM65 (約1,950円) | RM69 (約2,070円) |
2才以下の幼児 | 無料 | 無料 |
マレーシア人 居住VISA所持者料金 | 平日 Weekday | 土・日・祝 Weekends |
---|---|---|
大人 (13才以上) | RM52 (約1,560円) | RM55 (約1,650円) |
子ども (3~12才) | RM42 (約1,260円) | RM45 (約1,350円) |
シニア (60才以上) | RM42 (約1,260円) | RM45 (約1,350円) |
2才以下の幼児 | 無料 | 無料 |
有効な居住VISA所持者はVISA提示でマレーシア人料金で購入できるので、全員分のパスポートを忘れずに。
チケットをお得に買う方法
8つのテーマゾーン
順路に沿って、各ゾーンでみられる展示などの概要を簡単に紹介します。
水族館は順路に沿って進む一方通行形式。
基本的に逆流はせず前に進みながら見学することになるのでじっくり見たい場所はその都度見納めましょう。
①Evolution Zone
入場してすぐにあるのがタッチプールゾーン。ネコザメやカブトガニ、ヒトデなどなど。
そんなにたくさんはいないからさわれる距離にどなたもいらっしゃらない事あり。
この先進むと、水族館なのになぜだか昆虫展示いっぱいのエリアに突入します。ドでかい蜘蛛(タランチュラ?)やみんなの嫌われ者Gも…。苦手な方は心構えを。(写真は自粛)
②The Stream
これまた何故だかウサギファームが。
その先の大きなプールのスペースにいるのはコツメカワウソたち。
ジニー(我が家の猫)みたいにヘソ天してるんだけど。可愛すぎる…!
③Shipwreck
こちらは海底に沈む船の中をイメージしたなかなか凝った内装のゾーン。暗めで海の魚たちが展示されています。
なんだかディ○ニーシーっぽい雰囲気醸してるよここ
大人気なのはニモとドリーの水槽。
チンアナゴもいます。
展示の魚・生物たちの説明板はこんなかんじ。英語とマレー語が併記されてます。
④Deep Forest
船と海ゾーンの先は階段になっていて川と森ゾーンに突入します。
木の幹と柱状になった水槽と木の下の水槽には川に生息する魚たちが展示されています。
アラパイマやアリゲーターガーがたくさん。
⑤The Coast
少し先にはマングローブ林や海の浅瀬に生息する魚たちの展示。口から水を吹くテッポウウオも。
こちらはジャイアントマッドスキッパー。左が2021年9月に撮影、右が2023年3月に撮影。
1年半ででかくなってる!!!
浅瀬の熱帯魚やサンゴが再現されているゾーン
ここで観光地あるあるの写真撮影登場。
⑥Living Ocean
いよいよKLCC水族館の目玉、約90メートルの水中トンネルに突入します。
右側がゆっくり動く歩道になっているので歩かなくても立ったままで楽しめます。
初っ端突然サメが頭上を突撃!迫力がすごい!
こんな写真も取り放題です。
もし立ち止まって撮影したいなら、下の写真カメラ持ちお兄さんみたいに動いてない側の通路を歩くことも可能。
中間地点。記念撮影にも良さそうなスポット。
エイがにっこりしてくれて癒された1枚。
次から次へと大小たくさんの魚たちが頭上をスイスイ通るので、いつまで見ていても飽きません。
ウミガメキターーーーーー!
どの魚も迫力満点にもかかわらず、なんと本当のサイズよりも30%も小さく見えているというから驚き。
最後までめげずに狙いに来るシャークたちにご注意を。
⑦Weird and Wonderful
水中トンネルを抜け、先へ進むと宇宙空間のような世界に。
Weirdなので奇妙な魚たちゾーンという感じでしょうか。タコもいます。
⑧Station Aquarius
最後のゾーンはラボがみえる空間になっていてクラゲやタツノオトシゴなどが展示されています。
色々な生物の骨や殻など。昆虫も登場してますので苦手な方は再びの自衛を。
これにて展示ゾーンは全て終了です。エスカレーターをのぼるともう戻ることはできません。
ギフトショップ「Atlantis」
最後はギフトショップを通って出口へ向かう形式。なかなか商品豊富なのでお土産調達にもおすすめかも。
あれ、水族館なのになんで動物のぬいぐるみまであるんだ?
こっちに水族館的なぬいぐるみあったよ。・・・ん?(以下略)
そんな感じでちょっと突っ込みどころ満載な部分含めて楽しめるギフトショップです。
恐竜グッズがかなり充実しております。
水族館オリジナルグッズ
Tシャツや帽子などAquaria KLCCの文字が入っているものはお土産にも良さそうです。
ギフトショップは、水族館に入場しなくてもお買い物することができます。
特にお子さん向けにお土産になりそうなものがたくさんあるので、お買い物目的の利用にも良いと思います。
所在地
KLCC水族館 Aquaria KLCC
住所:Kuala Lumpur Convention Centre, Jalan Pinang, Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
アクセス
KLCC駅・Suria KLCCモールから水族館への詳しい行き方はこちらから
〈公共交通〉
鉄道:LRT KLCC駅から徒歩約15~20分。
バス:KL Hop-On Hop-Off Busの場合19番Aquariaにて下車後徒歩約5分。→行き方は下記参照のこと
〈タクシー/Grab等〉
KL Sentral駅から車・タクシーで約20分※渋滞状況による
行先設定は「KL Convention Centre Main Entrance」にて。
〈車/駐車スペース〉
KLコンベンションセンター内に有料駐車スペースあり。
営業時間
年中無休 10:00am – 7:00pm
※水族館の最終入場は6:00pmまで
KLCC水族館へのアクセス情報
とにかく水族館までの行き方がわかりにくいんだよね…。泣
初めてだと迷う方も多いはずなので、写真付ルート案内をつくったよ。ぜひ参考にしてね。
以下の順番で写真付きで詳しく案内します。
- 【①②共通】LRT線KLCC駅からSuria KLCCモール内センターコートまでの行き方(徒歩約5分)
- ①Suria KLCCモール地下通路からの行き方(徒歩約10分)
- ②KLCC公園地上からの行き方(徒歩約10分)
- ③タクシー(Grab)またはパビリオン方面のWalkway(連絡通路)から来る行き方
【①②共通】KLCC駅→Suria KLCCモールセンターコート
まず電車駅からモール中央までの行き方を解説。分かる方や別ルートを利用してSuria KLCCモールにいる方は①か②まで飛ばしてください。
- KLCC駅KLCC方面改札を出る
ピンクのAKマークが見えている方ではない改札口を出る - 連絡通路改札から左側に続く通路をまっすぐ進む
- 連絡通路エスカレーターor階段をのぼる
- Suria KLCCモール左を向くとモールC階の入口。入ったらひたすらまっすぐ進む
- Suria KLCCモール
①モール地下通路からの行き方
外を歩きたくない方、雨が降っている、ベビーカーや車いすの方にはこちらのルートをおすすめ。
- Suria KLCCモールコンシェルジュデスクの裏へまっすぐ進む
- Suria KLCCモールイエローのMaybankとオレンジのGardianの間をまっすぐ進む
- 連絡通路ただひたすらにまっすぐ進む(約3分)
- KLコンベンションセンター通路突き当りを左へ進む→★へ続く
②KLCC公園地上からの行き方
ツインタワーを撮影しつつ公園の横を歩いて外から行きたい方にはこちらのルートをおすすめ。
- Suria KLCCモールコンシェルジュデスク裏のエスカレーターをのぼる
- KLCC公園ツインタワーを背に右方向へひたすらまっすぐ進む
- KLコンベンションセンター右側に茶壁の建物がみえてくる。ここから入ってエスカレーターをおりる
- KLコンベンションセンターここに出る。看板の方向に従って進む→★へ続く
★【①②共通】続き
- KLコンベンションセンター通路をただひたすらにまっすぐ進む(約3分)
- KLコンベンションセンター開き扉の中へまっすぐ進む
- KLコンベンションセンターフードコートの奥に青い壁が見えたらさらに奥へ
- KLCC水族館到着~!お疲れ様でした!!
③タクシー(Grab)またはパビリオン方面のWalkway(連絡通路)から来る行き方
とにかく歩きたくない方には断然タクシーの利用がおすすめです。
ブキビンタン・パビリオン方面から連絡通路を使ってKLCC方面へ歩く方はここに到着します。
- KLコンベンションセンター連絡通路から直通およびタクシー乗降ポイントのビル入り口
- KLCC水族館エスカレーターをおりたら目の前に到着!
オプショナルツアー予約サイトから購入するとお得な割引価格かつ日本語で日本のクレジットカード決済でチケット購入ができるので事前購入もおすすめ。
使うときは、スマホ画面に届いたQRコードを水族館の入り口でかざすだけでOKなので列に並んで引き換える必要もなくスムーズ。
まとめ
クアラルンプール都心にある水族館で、小規模ながら特に水中トンネルゾーンはなかなか見応えがあって子どもから大人まで楽しめると思います。
日本の大きな水族館などと比較してしまうと多少の物足りなさを感じてしまうかもしれません。
ツッコミどころも満載ですがそこもマレーシアらしさととらえ、ハードルを下げつつ遊びに行くとけっこう楽しめるかなと思います。
涼しく、最初から最後まで室内なのでお天気関係なく楽しめるのも嬉しい観光スポットです。
クアラルンプール観光の参考になれば嬉しいです!
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