マンガでふれる学ぶ!イスラム教関連マンガ作品おすすめ5選

マンガでふれる学ぶ!イスラム教関連マンガ作品おすすめ5選 生活情報
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本記事では、イスラム教やイスラム教徒について日本語かつマンガ形式で手軽に読んでふれる・学ぶことができる書籍のおすすめを5作品紹介します。

こんな人におススメな記事で
  • イスラム教やイスラム教徒について日本語で学べる書籍が知りたい
  • 活字いっぱいの本よりも手軽に読みやすいマンガの作品が知りたい
  • 子どもから大人まで読みやすい作品やおすすめのポイントが知りたい

全世界に約20億人のイスラム教徒がいるといわれる現代。その半数以上約10億人がアジア地域で暮らしているそうです。

PON
PON

現在全世界の人口は80億人と推定されてるから、世界人口の約4分の1はイスラム教徒なんだね。※国連2022年統計データより

LANI
LANI

いま私が住んでいる東南アジアのマレーシアも、人口の64%がイスラム教徒で国民の半数以上がイスラム教を信仰してる国のひとつだよ。※2022年マレーシア統計局データより

とある日本人1
とある日本人1

イスラム教のこと、学校の授業では習ったけど実際のところ実はよくわかっていなくて…。

とある日本人2
とある日本人2

仕事やプライベートでイスラム教徒の方と関わる機会があるから、少しでも理解したいなぁ。でも活字本を読むのは苦手…。

私たちもマレーシアに住み始めてから、実際に同じ悩みを抱えていました。

これまでの人生でイスラム教やイスラム教徒との深い関わりがあまりなく、教科書で習ったうわべだけの知識しか持ち合わせていなかった私たち。

「イスラム教徒の方が多く暮らす国で生活するうえで、もっと理解しておきたい」と思うように。

ただ、専門書などの活字だけの難しそうな本を読むのは正直気が重い…。

そこで、宗教や慣習を理解するのに分かりやすい書籍はないかな?といろいろ探して読み始め、様々なマンガ作品に出会いました。

LANI
LANI

私たちが実際に読んでみて、人におすすめしたいなと思った作品をピックアップしてみたよ

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イスラム教関連マンガのおすすめ5作品

実際に私が読んだ作品のなかから、人におすすめしたい・読みやすいと感じた5つのマンガ作品を紹介したいと思います。

ノンムスリム日本人のひとりとして、イスラム教やイスラム教徒に関し一般的な教養として知識を増やしたり、歴史・文化・慣習などに日本語で手軽にふれることのできる書籍として紹介しています。

サトコとナダ

マンガでふれる・学ぶ!イスラム教関連作品のおすすめ5選

概要・あらすじ

アメリカの大学に通う日本人留学生のサトコと、サウジアラビアからの留学生のナダが、同じシェアハウスの元で友情を育む姿を描いた異文化コミュニケーション4コマ漫画。

サトコの目を通し、ナダとの日々の生活や会話の中からイスラム教のしきたりや文化がわかりやすく解説されています。

おすすめポイント

マンガでふれる・学ぶ!イスラム教関連作品のおすすめ5選
  • 4コママンガ形式で読みやすい
  • 4コマだけどちゃんとストーリー形式に読める
  • サトコ=日本人目線の疑問や意見もでてきて共感できる
  • 登場人物たちの関係性がとても素敵でとにかく癒される

イスラム教徒の慣習が学べるのはもちろん、サトコとナダの友情や絆、彼女らの成長物語もほんとうに素敵で胸をうたれます。4コマながら名シーンや名セリフもでてきます。

小学生(高学年)くらいから大人までみんなが読みやすいマンガ作品だと思います。

個人的にはいちばんおすすめ。

作品名サトコとナダ
作者ユペチカ
巻数全4巻

笑える 腹立つ イスラム夫と共存中

マンガでふれる・学ぶ!イスラム教関連作品のおすすめ5選

概要・あらすじ

筆者である日本人女性(元無宗教者)が、旅先で出会ったモロッコ人男性(イスラム教徒)と国際結婚し改宗。イスラム教徒として家族で生活をおくる中での実話に基づくわかりやすい「イスラム教入門マンガ」。

日常生活からみえるイスラム教の教えや慣習、イスラム教徒の話をコミックエッセイ形式で綴った一冊です。

おすすめポイント

マンガでふれる・学ぶ!イスラム教関連作品のおすすめ5選
  • ギャグマンガ形式で面白くて読みやすい(まじめな部分ももちろんある)
  • ぶっちゃけどうなの?な話もいろいろ突っ込まれてて興味深い
  • イスラム教徒が日本で感じることや母国との違いを対比させてる

筆者のモロッコ人夫さんのベースで展開するので、アジアとはまた違った目線になる部分もあるかも。

妻である筆者さんの改宗話や日本人目線で語られ堅苦しくなく面白く読みやすいです。

作品名笑える 腹立つ イスラム夫と共存中
作者ハスナ(日本人)
巻数全1巻

ハサン中田考のマンガでわかるイスラーム入門

マンガでふれる・学ぶ!イスラム教関連作品のおすすめ5選

概要・あらすじ

イスラーム法学の世界的権威ハサン中田考先生が、47のQ&Aでイスラームの基礎をマンガで完全解説。

そもそも「イスラーム」ってなに?「マッカ」ってどんな場所?「アッラー」ってどういう存在?などなどイスラム教徒の日常から歴史までぜんぶで47のクエスチョンを美しい絵やマンガ、対話形式で解説されています。

おすすめポイント

マンガでふれる・学ぶ!イスラム教関連作品のおすすめ5選
  • 対話形式で話が進む、質問に回答なので読みやすい流れになってる
  • 詳しい図解や細かい絵で説明が入っているので理解しやすい
  • 基礎知識から日常慣習、歴史などがざっと解説されている
  • LGBTやマイノリティ、ISなど時事についての話も入ってる
作品名ハサン中田考のマンガでわかるイスラーム入門
作者ハサン中田考&天川まなる
巻数全1巻

コーラン─まんがで読破─

概要・あらすじ

イスラームを信じる人々の信仰と生活との基盤、それが『コーラン』(クルアーン)。

“イスラームという生き方”の基盤が示された、唯一無二の聖典『コーラン』(クルアーン)を漫画化した作品です。

まんがで読破シリーズ 第53巻

【原作紹介】『コーラン』(クルアーン)はイスラームの聖典。唯一にして全能の神・アッラーから預言者ムハンマドに下された啓示をまとめたものとされる。コーランとは「読誦すべきもの」という意味であり、アラビア語で記述された原典は、内容だけでなく音韻も重要なものととらえられる。そのため、たとえ全訳であっても外国語に訳されたものは本来の意味でのコーランのすべてを伝えてはいないとされている。

おすすめポイント

  • 語り手と聞き手の対話形式で話が進むので読みやすい
  • イスラム教の成り立ち・歴史から詳しくストーリー化されていてわかりやすい
  • コーランの教えや内容について概要がわかりやすく解説されている

マンガですがけっこうボリュームがあるのと、私みたいな初心者には理解が難しくて何度か前のページを読み返したりしたので理解しながら読むのに2~3日くらいかかりました。

ただ、歴史に関して知らなかった話もいろいろ出てきて興味深く、日本語で宗教概要を詳しく理解したい方に特におすすめしたい一冊です。

作品名コーラン─まんがで読破─
作者Teamバンミカス
巻数全1巻

天幕のジャードゥーガル

マンガでふれる・学ぶ!イスラム教関連作品のおすすめ5選

概要・あらすじ

後宮では賢さこそが美しさ。13世紀、地上最強の大帝国「モンゴル帝国」の捕虜となり、後宮に仕えることになった女・ファーティマは、当時世界最高レベルの医療技術や科学知識を誇るイランの出身。

その知識と知恵を持ち、自分の才能を発揮できる世界を求めていたファーティマは、第2代皇帝・オゴタイの第6夫人でモンゴル帝国に複雑な思いを抱く女・ドレゲネと出会う──。

おすすめポイント

  • 宝島社『このマンガがすごい!2023』オンナ編第1位獲得作品
  • 手塚治虫先生的な世界観や世界史がお好きな方におすすめ
  • 学びは武器にしかならない(読めばわかります)
  • とりあえず面白いので読んでみて欲しい
マンガでふれる・学ぶ!イスラム教関連作品のおすすめ5選

歴史を元にしたフィクションマンガですが、イラン出身イスラム教徒の主人公”ファーティマ”からとにかく目が離せない。

宗教の学び要素よりも歴史エンタメ要素強めですが、お気に入りの作品なので紹介したくリストインしました。

モンゴル帝国など世界史好きな方に特におすすめのマンガです。

ちなみに、まだ2巻までしか発売されておらず完結していませんが9月に3巻が発売予定らしい。続きが楽しみ。

作品名天幕のジャードゥーガル
作者トマトスープ
巻数2巻まで発売

まとめ

以上、実際に私が読んだ作品のなかから、人におすすめしたい・読みやすいと感じた5つのマンガ作品を紹介しました。

もちろん読むだけではイスラム教やイスラム教徒のすべてが理解できるわけではありませんが、マンガでわかりやすく内容にふれることができるので活字本よりも手に取りやすく読みやすい作品ばかりです。

LANI
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読んでみたいと思った作品は見つかりましたか?情報を探している方の参考になれば嬉しいです。

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このブログを書いてる人
LANI

2021年~夫婦でマレーシア クアラルンプール在住。
元旅行仕事人。マレーシア旅行記やおすすめ情報を中心に記事更新中。帯同生活やペットとのくらしに役立つ情報など「私自身が知りたかったこと」を軸に記事を書いています。同じような悩みを持つ方や、旅行の計画やお出かけのアイデアに役に立つと嬉しいです。
登場人物→LANI(執筆者)・PON(夫)・Ginnie(マレーシア生まれの我が家の保護猫)

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