マレーシアのコスメお土産日本人認知度No.1とも言えるほど人気が高い「なまこ石鹸」。
本記事では、そんななまこ石鹸が購入できる場所について情報をまとめました。
なまこ石鹸とは?
その名の通り、海の生物「なまこ」から抽出されるエキスを配合した石鹸のこと。
初めて聞いた時は正直なまこなんてグロテスクなイメージしかないからさ、ちょっとねぇ。
韓国のかたつむりクリーム的なインパクトだよね・・・。
そんなイメージとは完全に真逆の方向をいく、マレーシアで買うことができるお土産に人気のなまこ石鹸たちのパッケージがこちら。
お土産用として、バティックプリント柄布で包まれた石鹸たちはその見た目も可愛らしいもの多数。
なまこ要素どこ?!かわいいい!
これはテンション上がっちゃうね。
※パッケージはお店やブランド、商品の種類によっても違いがあります。お店ごとに紹介していますので下記情報を参考にしてみてください。
なまこ石鹸のはじまり
なまこ石鹸は元々マレーシアの中でも、マレー半島西海岸の海に浮かぶ島「ランカウイ島」の特産品として生まれました。
島の近海でとれるなまこは、再生力や修復力に優れたなまこということで約500年も前からランカウイ島の人々の傷や火傷の薬としても愛用されてきたのだそうです。
現代ではランカウイ島発のマレーシアが誇る特産品としてお土産屋さんやコスメ専門店などでマレーシア全土に広がっています。
なまこって真っ二つに割っても、3か月たてば元通りのサイズが2匹になるらしいよ。驚異の再生力…!※ソース:科学メディアナゾロジーさんの記事より
なまこ石鹸の効能
各お店に掲示されていた内容を参考にざっくり書き出すと下記の通り。
- 肌の再生力を助けニキビや傷あとなどに効く
- なまこのコラーゲンで保湿効果が高い
- 肌の乾燥・かさつき・かゆみに効く
- アンチエイジングが期待できる
※すべての人に効果が期待できるとは限りません。あくまで各お店のキャッチコピーを参考に紹介しています。
なまこ石鹸が買える場所リスト
実際になまこ石鹸はどこで手に入る?いくらくらいで買える?を調べてきました。エリア別・お店別にご紹介します。
なまこ石鹸を探すとき、マレーシアではマレー語「Sabun Gamat」、英語「Sea Cucumber Soap」で通じます。
日本人に人気商品だからお店によっては「ナマコ」が普通に通じることもあるよ。笑
ランカウイ島
なまこ石鹸の元祖本場、ランカウイ島に行くならぜひおすすめしたい店舗情報。
Gaya Minami パンタイテンガ
日本人がオーナーをされているセレクトショップ、ガヤミナミ。お店オリジナル品のヤギのミルク配合の無添加なまこ石鹸が販売されています。
バティック布に包まれた見た目にも癒されてしまう石鹸たち。店主さんは日本人なので日本語で沢山お話もでき癒されました。
ヤギのミルク配合なので白い石鹸で、保湿力が高いのだそう。お店の名前が刻印されています。
Furusato Spa パンタイテンガ
上で紹介しているGaya Minamiのすぐ近くにあるマッサージ店フルサトスパ。
ガイドブックにも載っているランカウイの人気なまこ製品ブランド「Pisang」実店舗はコロナ禍で閉店してしまったそうですが今はこちらのお店でお買い物することができます。
石鹸だけの購入も可能です。Pisangのボディケアラインも品揃え豊富で、カード払いもOKでした。
素敵なバティックハンカチに包まれたPisangのフェイスソープ。泡立ちも良くもちもちで使い心地良かったです。
The Spa Shop クア
クア地区にあるスパショップ。こちらにもPisangなまこ石鹸の取り扱いがありました。
こちらでは石鹸とクリームが置いてあります。ボディケア用品はありませんでした。
お店オリジナルブランドも石鹸もあったり、素敵なお店です。(※そちらのシリーズはなまこ石鹸ではないのでなまこ石鹸が欲しい場合は、お間違えないよう)
ローカル系店舗
昔ながらのなまこ石鹸(お土産用などのラッピング等のないもの)も、ローカル系の専門店舗に行けば手に入れることも出来るようです。
私たちは定休日に重なったりしてタイミング悪く訪問できませんでしたが、興味や時間のある方はいかがでしょうか?
- GAMAT & HERBA GALLERY
→Googleマップレビュー写真になまこ石鹸の写真ありました。 - Nusantara Maju Enterprise
- Warisan Sireh Lagenda
- Warisan Salju Enterprise
※訪問できていないので、実際に石鹸が売っているのかやどのような商品取り扱いなのかは確認できていません。
たからんさん(@takaran_1110)情報ありがとうございます!
クアラルンプール
クアラルンプールへの旅行者の方や周辺在住者が気軽に手に入れやすいクアラルンプール首都圏周辺の店舗情報。
Nirmala Sari セントラルマーケット
セントラルマーケット内にあるなまこ製品専門店、ニルマラサリ(Nirmala Sari)。
香りや色・サイズも種類豊富な有名店。バティック柄布に包まれたものが人気。
こちらの石けんは基本的にすべて色・香り付き。
石鹸の他、なまこクリームも取り扱っています。
Bathing Tapir セントラルマーケット
こちらもセントラルマーケット内にあるお店、バクのマークが目印のBathing Tapir。石けんだけでなくバスボールやバスソルトなどお風呂で使えるコスメがいろいろ揃う可愛いお店。
なまこ石鹸もコーナーになって並んでます。ハイビスカスやマンゴスチンなど南国感あふれるフレーバーとカラーがお洒落。
石けんの表面にはお店のマークとMALAYSIAの文字が刻印されててそこもかわいいポイント。
LAGENDA セントラルマーケット・BBCC
ニコニコオランウータンのマークが目印のコスメのお店。ここにもなまこ石鹸がありました。
なまこ石けんは蘭の香り1種のみとシンプル。とてもいい香りなので個人的にも気になる一品。
石鹸の他にもなまこハンドクリーム・なまこリップバームなどもあり。セントラルマーケットのほか、LaLaportブキビンタン横のMGBモールの中にも店舗があります。
Isetan Food Market Suria KLCC
ペトロナスツインタワー下のSuria KLCCモールに入っている巨大日系スーパーISETANでもなまこ石鹸入手可能です。
店内右奥の日用品石鹸コーナーの一角にバティック布に包まれたなまこ石鹸。
お土産食品が並ぶ店内奥側の下段の方にもひっそり3個入りの箱が置かれてました。
スーパーなので価格交渉はできませんが、都心で取り急ぎ購入したい場合や他の食品お土産と一緒に買えるのは便利ですね。
iL Puro Suria KLCC・Plaza Damas
こちらもISETANと同じフロアにある小さなお店。お土産に良さそうな品も一緒に並んでいました。
パッケージはシンプル。成分もナチュラル100%なのだそう。
APOM Suria KLCC
マレーシアのご当地デザイナー服飾雑貨ブランド店「APOM」。
店舗内の一角にセントラルマーケットNirmala Sariのなまこ石鹸の取り扱いがありました。(価格設定は少し割高です)
ペトロナスツインタワーギフトショップ
ペトロナスツインタワー地下の専門ギフトショップにも並んでいるのを最近発見しました。(タワーにのぼらなくても誰でも入れます)
Karyaneka クラフトコンプレックス
ブキビンタンエリアから徒歩約15分ほどの場所にある、マレーシア最大の工芸品館クラフトコンプレックスに入る民芸品店「カリヤネカ」の本店。
マレーシア全土の伝統工芸品の数々を購入することができるお店です。
なまこ石けんは全てバティック布入りパケ。
価格帯はややお高めですが個装はビニールに包まれており、B(写真右)はサイズも大きめ。
Zensuous ガーデンズモール・サンウェイピラミッドモール
エッセンシャルオイルやディフューザー、お香・キャンドルなどなど取り扱い豊富な大型モールに入るコスメショップZensuous。
ガーデンズモール・サンウェイピラミッドモールに店舗あり。
サイズは他のお店のものより小さめなので、お試しにも良さそう。
Jadi Batek インビ
駅から少し離れた場所で徒歩で行きにくいのが難点な大型お土産店舗。観光バスで団体が立ち寄るお土産屋さんという感じなので、品揃えは豊富。
なまこ石鹸専用棚は2つ。以前セントラルマーケットにあったHappy Creationsのなまこ石鹸を取り扱っています。
マレーシア・イスラム美術館(IAMM) ミュージアムショップ
クアラルンプール観光で絶対におすすめしたい素晴らしき芸術スポット「マレーシア・イスラム美術館(Islamic Art Museum Malaysia略してIAMM)」。
美術館のミュージアムショップ公式グッズもお土産におすすめですが、こちらにもなまこ石鹸の取り扱いがありました。
バティックアパレルなどを手掛ける「Coast Handmade」さんの商品。美術館見学に行かれる方は一緒に買い物できて便利かも。
※在庫の供給は不定期のようなのであったらラッキーくらいの心構えで。
日本人会 ブンガラヤ土産店 タマンセプテ
こちらは「クアラルンプール日本人会」建物内に入るお土産屋さん。
基本的には会員または会員同伴でないとはいることができない規則のため、在住者および日本人会員向けのお店です。
店内奥のスペース棚に3段分、バティック布に包まれたなまこ石鹸が販売されています。
※2023年8月撮影時の様子・価格のため在庫状況や価格に変更があるかもしれません。
かぼちゃさん(@pOIHiLIs2gYxYqk)情報ありがとうございます!
クアラルンプール国際空港(KLIA)
マレーシアの玄関口となるクアラルンプール国際空港内の店舗情報です。
基本的に空港で買うとお値段が高いので街中での調達をおすすめしますが、時間がない方やトランジットのみでも手に入れることが可能なので参考にどうぞ。
Little Malaysia ターミナル1 保安検査前エリア
ターミナル1/メインターミナルのチェックインカウンターエリアの先、中央付近にある小さなお土産屋さん。マレーシア製のお土産を各種取り扱っています。
ランカウイPisangの石けんを取り扱っていました。ただし他店舗と比べ2.5~3.5倍ほどのお値段のため緊急的に買う必要がある場合にという感じですね。
お店は保安検査前のチェックインカウンターエリアなので、荷物を預ける前に購入してトランクに突っ込みたいならここで。
Karyaneka ターミナル1サテライト 保安検査後エリア
バティック布製品を中心に取り扱うブランド「Karyaneka」の店舗をKLIAのサテライトビル内で発見しました。
トランジットや搭乗待ちの時間にお買い物ができるという大変便利なロケーション。
サテライトビルはメインターミナルでの保安検査後、エアロトレイン(またはバス)で移動した場所にあるビル。国際線で利用する方も多い場所ではないでしょうか。
2023年11月時点、なまこ石けんの取り扱い確認済み。保安検査場前のお店よりも価格は良心的なので、荷物になっても構わないならここでの調達もアリかと。
※在庫の供給は不定期のようなのであったらラッキーくらいの心構えで。
日本でも買えるなまこ石鹸
調べてみたら、通販でランカウイ島のなまこ石鹸を日本からも買えるお店がありました。
価格は産地で買うよりもお高いですが、日本にお住まいで試してみたい方や手に入れてみたい方はこちらも参考にどうぞ。
まとめ
こうやってまとめてみると、クアラルンプールにも意外となまこ石鹸が購入できるお店があることがわかりました。各店舗、ほとんどが手作りですがコンセプトや配合物・香り、ラッピング方法などがいろいろ違うので好みに合わせてお気に入りを見つけられると良いかなと思います。
時間がない方やトランジットのみの場合でも、クアラルンプール国際空港で手に入れることも可能です。
やはりランカウイ島で購入できるものは元祖感あり、価格的にもお安くパッケージまで素敵な質の良いなまこ石鹸も多いので、ランカウイ島へ旅行される方はぜひ紹介した各ショップを要チェックです!
なまこ石鹸を買える場所を探している方へ、参考になれば嬉しいです。
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コメント
Good post!