本記事では、マレーシアから日本へ小包を送る方法について、実際に私が2022年7月、2021年5月に発送した時の状況を時系列に沿ってご紹介します。「日本からマレーシアへ」ではなく「マレーシアから日本へ」の情報をお探しの方への参考になればと思います。
小包発送~到着までの話(2021年5月)
なぜマレーシアから荷物?
実家の家族と電話していた時「マレーシアに○○って売ってるのかな?」と聞かれ、街に探しに行ってその商品を購入したのがきっかけです。元々頼まれたものは次会うときに渡そうと思っていたのですが、このコロナの状況で当分の間は渡航できそうにもないし、せっかくなら私がマレーシアからプレゼントを送ってみよう!と思い、家族に送りたい物を少しずつ買い集め始めました。
現時点で発送できる方法は?(2021年5月)
日本へ荷物を送ると決めたものの、今の状況で送れる方法や一番安価な方法は何かを調べました。配送業者各社のホームページで見積もりだけならできましたが、そもそもコロナで状況が以前の情報から変化しており、今も普通に送れるのかよく分からない…とりあえず直接聞きに行ってみよう!ということで調査開始。
Mail Boxes ETCカウンターへ問合せ
KL市内のいろんな場所にあるこのお店。様々なサービスがありますが、発送サービスもそのひとつ。マレーシアの郵便局「POS」や、民間の国際便取扱いのある大手「FedEx」「DHL」「UPS」など様々取り扱っているようなのでまずこちらに伺ってみました。
※こちらの会話は2021年5月時点の情報です。
教えてください!日本に小包を送りたいんですが、料金教えてもらえますか?
良いですよ。送る荷物のサイズと重さは?
(やばい、ちゃんと決めずに来ちゃった)←無計画 えーと、多分30㎝箱くらいで3キロくらいですかね
分かりました。そのサイズでJapan…(PCカチカチ)航空便のFedExで、RM750ですね。
(えー?!約2万円?!予想より高すぎる)こんなに高いんですか?!
コロナになってから各社すごく値上がりしてるのよ。DHLならもう少し安いけど、今ここでは取り扱ってなくて。他の配送業者もほとんど国際郵便は止まってるの。このサイズなら今はPOSが再開してるからそっちの方が安いかも。
親切に教えていただきありがとうございます!POSに行ってみます!
という感じでとても親切なMBEの店員さんが色々と教えてくれました。そして日本の郵便局みたいにサイズごとの料金表とか見せてもらえるのかなーと軽いノリで訪問してしまったことを反省。問い合わせる際は箱のサイズと重さを測っておくか、数値を具体的に考えておきましょう。MBEの最寄りの店舗はこちらから探せます。
POS Malaysiaカウンターへ問合せ
次に、最寄りのPOSに行ってみました。見積もり金額については公式サイト上で確認ができましたが、選択肢の中に「Parcel」と「EMS」があり…これらはどらかを選べるのかな?という疑問が。
※こちらの会話は2021年5月時点の情報です。
教えてください!日本に小包を送りたいんですが…
何を送るの?送れないものもあるよ
お菓子や洋服を送りたいです。ギフトです。
それなら大丈夫ね。日本?日本宛の国際郵便は今はExpressだけよ!はい、この伝票に書いて出してね!
店員さんの言うExpressとは=EMS(Express Mail Service)の事でした。日本では「国際スピード郵便」と呼ばれているもので、日本に到着後は郵便局が配送してくれます。その場でEMS用の伝票を手渡してくれました。伝票は日本の郵便局のように、店舗の中にも置かれています。
箱も購入したいのですが…!Mサイズをください。
じゃあRM4ね(お会計)
POSで送るなら、POS公式の箱を購入するのが間違いないかなと思ったのでついでに箱も購入。国際郵便なので、適当な箱で送って途中でトラブルになるのも怖いので…公式の箱を買えばサイズの規定なども問題ないので、箱は予め購入するのが良いと思います。
- XSサイズ RM2(約60円)
180mm x 150mm x 180mm/重さ1KGまで - Sサイズ RM3(約90円)
165mm x 225mm x 225mm/重さ2KGまで - Mサイズ RM4(約120円)
200mm x 265mm x 265mm/重さ5KGまで - Lサイズ RM6(約180円)
225mm x 420mm x 340mm/重さ10KGまで - XLサイズ RM9(約270円)
550mm x 430mm x 350mm/重さ30KGまで」
※RM1=30円換算の場合
小包をしっかり梱包
せっかく送るのならあれもこれも送りたい!となり色々お買い物しすぎて、荷物の量が多くなってしまいました。具体的にどんなものを入れたのかというと、紅茶・お菓子・ストールや洋服・アクセサリー・雑貨・手紙です。家族からのリクエスト品と、私のおすすめチョイス品を箱に入るだけ詰めました。
中身はプチプチやビニール袋等でひとつひとつ丁寧にぐるぐる巻いて隙間が無いように詰めました。
梱包用品は普段から通販を利用していればたくさんリサイクル流用できるよ!
箱の口を閉じたら、下の写真のように箱全体を透明テープでぐるぐる巻きに。どんな扱いをされて運ばれるか分からないので、少しでも大切な荷物の中身を守るために…!透明テープならPOSの箱の文字も隠れずに強度増しできるのでおすすめです!
EMS発送用伝票の記入
次に、発送用伝票を記入します。下の画像の赤枠の部分をボールペン等で自分で記入します。
記入方法も解説します!
①From 差出人情報(マレーシア)
- Account No. → 記入不要
- Name → 自分の名前
- Address → 自分の住所
- City → Kuala Lumpur など
- Country → MALAYSIAと印字されてます
- Tel/Email → マレーシアの携帯番号とメールアドレス
- Postcode → 自分の住所の郵便番号
②To 送付先情報(日本)
- Importer’s Reference → 記入不要
- Name → 送付先の人の名前
- Address → 送付先の日本住所(番地、地名、市区町村の順で)
- City → ここには都道府県名を記入
※ここに市町村名書くと都道府県名書く場所がない!もし書いてしまっても下に書けば多分大丈夫。 - Country → JAPANと記入(※日本に送る場合)
- Tel/Email → 送付先の人の携帯番号とメールアドレス
- Postcode → 送付先住所の郵便番号
③Customs Declaration 荷物の詳細
- Content Description → 荷物の中に入っているもの
- Quantity → 数量
- Weight → 重さ
- Value-MYR → 値段リンギット表記で
- HS Tariff No. → 記入不要
- Origin Country → 記入不要
記入の仕方は、例えば…洋服が3枚の場合なら、以下の通りです。
- Content Description → Ledies Clothes
- Quantity → 3
- Weight → 1kg
- Value-MYR → 300RM(買った時の価格をそのまま書きます)
重さは合計がだいたいその荷物の総重量になるように記入。価格もだいたいの総購入金額になるように記入しました。
④Category of Items 荷物のカテゴリー
- Gift → ギフト・贈り物
- Document → 書類
- Commercial Sample → 販促用サンプル
- Reterned Goods → 返送品
- Other Explanation/Comments → その他のもの 説明/コメント
今回は贈り物なので、ギフトの項目にチェックを入れました。
⑤Declaration サイン
Declarationとは、国際貨物に必ず必要になる宣誓文です。下記のような内容が書かれています。
I certainly all information provided is deemed true and that this shipment does not contain any dangerous or prohibited items.
訳:私は伝票に書いた内容が全て真実であること、荷物に危険物や禁止物を含んでいないことを誓います。
サインの欄には日付と名前を書きます。先に書いておいても良いと思いますが、私は念のため問題ないことを確認してから書こうと思い、ここは空欄にしておき発送時にPOSカウンターで記入しました。
POS Malaysiaカウンターで発送手続き
今回はSuria KLCCモールに入っているPOSから発送してきました。QRスキャン後、まず店頭右にある発券機で番号を取って待ちます。
順番が来たら荷物と伝票をカウンターへ。
店員さんが伝票の内容と、荷物の重さとサイズも確認して、金額を教えてくれるのでその場でお支払い。
発送時私の小包箱は全部で4090g(約4キロ)。金額はTax・サーチャージ等込みでRM369.60(約9,600円)でした。MBEで民間配送を使うと3キロで約2万円と聞いていたので、それと比べると約半額で済んだので良かったなと思いました。
※参考の日本円は表記は2021年5月当時のレートです
見積もり金額の出し方
POS Malaysiaの公式アプリで簡単に見積もりがみられます。
アプリTOPページ
→Postage Calcurater
→Region:Internationalを選択
→Servise:「EMS Merchandise」または「Parcel」を選択
→Region:Japanを選択(日本の場合)
→Weight(kg):数字を入力
で簡単に見積もり金額が出てきます。
例えば…2022年8月現在、5キロの荷物をマレーシアから日本へ送る場合の見積もりです。
左がEMS便で送る場合、右がエコノミー便(航空便・船便)で送る場合の金額です。
アプリから追跡確認
荷物を出した時、店員さんには「日本まで今は2週間前後で届く予定よ、追跡反映したら確認してね」と言われました。早速追跡を確認するためにPOSのアプリを取りました。公式サイトからも追跡確認できますが、頻繁に見るならアプリの方が便利です。こちらがアプリの追跡画面です。
5月29日(土曜日)の昼に発送して、6月7日(月曜日)の夕方に到着しました。所要時間は9日間でした。
MCOレベルが切り替わる直前だったこと、また送り先は日本の中でも地方の地方なので、もっと時間がかかるかもと覚悟していましたが、思っていたよりも早く到着しました。
日本の送り先に到着
母から届いたよー!と写真とともに連絡が。心配していましたが箱もつぶれることなく比較的きれいな状態で届いていました。荷物の中身にも何の問題もなかったとのこと。
小包発送~到着までの話(2022年7月)
【情報追記】2022年7月、上記の小包発送から約1年ぶりにまたマレーシアから日本宛に荷物を出しました。今回はEMSではなく別の方法で発送しましたのでその話をこちらに追記します。
現時点で発送できる方法は?(2022年7月)
何事もカウンターに直接聞きに行くのが一番の近道!ということを前回学んだので今回は箱を買いがてらまずPOS Malaysiaのカウンターへ直接行ってきました。
※こちらの会話は2022年7月時点の情報です。
日本に小包を送りたいんですが、今(2022年7月)ってEMS以外の方法でも送れますか?
まず、何を送るの?
日本宛で、お菓子やお土産雑貨を送りたいです。ギフトで。
日本宛のなら今はExpressかEconomyで送れるわよ。エコノミーは航空便か船便かも選べるわ。それぞれ所要時間と料金が違うけど。
店員さんの言うEconomyとは=PARCEL便の事(POSのサイト上表記もこれ)。
前回使った「EMS/国際スピード郵便」とは少し条件等が異なり、航空便の場合でもEMSよりも少し時間がかかるとのことですが少しお安い便です。船便利用の場合はさらに安い(時間はもっとかかる)。
店員さんから聞いた所要時間のお話と見積もり内容をまとめると以下の通りです。
国際郵便の種類 | 所要日数 | 日本での配送会社 | 料金/価格(例えば5キロの場合) |
EMS(国際スピード郵便) | 1~2週間 | 日本郵便 | RM362.60(≒10,878円) |
Air Parcel(航空便) | 2~3週間 | 未定 | RM299.20(≒8,976円) |
Surface Parcel(船便) | 4週間以上 | 未定 | RM229.00(≒6,870円) |
EMSと比べてみると、エコノミーPARCELの航空便は約2割安、船便は約4割安といったところでしょうか。
今回も別に急ぎではないし、でも、かといって最安の船便にして何か月もかかるのもちょっと不安だなと思ったのでエコノミーPARCELの航空便を利用してみることにしました。
EMSの発送伝票とは少し内容が違いますのでこちらも記入方法を解説します。
PARCEL国際便発送用伝票の記入(航空便・船便共通)
発送用伝票を記入します。伝票は赤色のPOS Internationalを使いますので窓口でこれと同じものを貰います。
下の画像の黄色枠の部分をボールペン等で自分で記入します。
記入方法も解説します!
①From 差出人情報(マレーシア)
- Account No. → 記入不要
- Name → 自分の名前
- Address → 自分の住所
- City → Kuala Lumpur など
- Country → MALAYSIAと印字されてます
- Tel/Email → マレーシアの携帯番号とメールアドレス
- Postcode → 自分の住所の郵便番号
②To 送付先情報(日本など)
- Importer’s Reference → 記入不要
- Name → 送付先の人の名前
- Address → 送付先の日本住所(番地、地名、市区町村の順で)
- City → ここには都道府県名を記入
※ここに市町村名書くと都道府県名書く場所がない!もし書いてしまっても下に書けば多分大丈夫。 - Country → JAPANと記入(※日本に送る場合)
- Tel/Email → 送付先の人の携帯番号とメールアドレス
- Postcode → 送付先住所の郵便番号
③Customs Declaration 荷物の詳細
- Content Description → 荷物の中に入っているもの
- Quantity → 数量
- Weight → 重さ
- Value-MYR → 値段リンギット表記で
- HS Tariff No. → 記入不要
- Origin Country → 記入不要
記入の仕方は、例えば…洋服が3枚の場合なら、以下の通りです。
- Content Description → Ledies Clothes
- Quantity → 3
- Weight → 1kg
- Value-MYR → 300RM(買った時の価格をそのまま書きます)
重さは合計がだいたいその荷物の総重量になるように記入。価格もだいたいの総購入金額になるように記入しました。
④Category of Items 荷物のカテゴリー
- Gift → ギフト・贈り物
- Document → 書類
- Sample → 販促用サンプル
- Reterned Goods → 返送品
- Other Explanation/Comments → その他のもの 説明/コメント
今回は贈り物なので、ギフトの項目にチェックを入れました。
⑤Services 配送サービス
ここからがEMSの伝票とは記入方法が異なってきます。
- By Air → 航空便
- By Surface → 地上便・船便
- Insured Value:MYR → 保険価額:該当額
今回は航空便を利用することにしたので、By Airへチェックを入れました。
⑥Sender’s instruction in case of non-delivery 万が一の返送方法
この項目は、もし万が一受取側の不在が長く続いたり、住所が違っていたり、受取拒否されたりして荷物が届けられなかった場合にどうする?という話。
- By Air → 航空便で返送
- By Surface → 地上便・船便で返送
- Treat as abandoned → 放棄物として扱う(=捨ててもいいです)
- Redirect → 転送する/①の差出人住所と違う場所に返送してもらう場合は右側に住所を書く
とりあえず今回は航空便で送るので、By Airにしておけばいいよとアドバイスをもらいました。
例えば船便利用で返送は航空便とか違うものを選択ができるのかは確認できてません。引っ越しなどがある方は転送で別の住所を指定しておいた方が良いかもしれませんね。
⑦Declaration サイン
Declarationとは、国際貨物に必ず必要になる宣誓文です。下記のような内容が書かれています。
I certainly all information provided is deemed true and that this shipment does not contain any dangerous or prohibited items.
訳:私は伝票に書いた内容が全て真実であること、荷物に危険物や禁止物を含んでいないことを誓います。
サインの欄には日付と名前を書きます。先に書いておいても良いと思いますが、私は念のため問題ないことを確認してから書こうと思い、ここは空欄にしておき発送時にPOSカウンターで記入しました。
POS Malaysiaカウンターで発送手続き
今回はミッドバレーメガモールのPOS窓口から出してきました。入口の発券機でボタンを押して順番を待ちます。
発送→支払いまでの流れはEMSの時と全く同じでした。発送方法によって伝票の種類が違うのでそこだけ間違えないように。エコノミー便の場合の支払い合計金額は運賃+サーチャージ(運賃の10%額)でした。
見積もり金額の出し方
POS Malaysiaの公式アプリで簡単に見積もりがみられます。
アプリTOPページ
→Postage Calcurater
→Region:Internationalを選択
→Servise:「EMS Merchandise」または「Parcel」を選択
→Region:Japanを選択(日本の場合)
→Weight(kg):数字を入力
で簡単に見積もり金額が出てきます。
例えば…2022年8月現在、5キロの荷物をマレーシアから日本へ送る場合の見積もりです。
左がEMS便で送る場合、右がエコノミー便(航空便・船便)で送る場合の金額です。
トラブル発生の場合の対処
無事に発送完了し安心しきっていたのですが、数日後突然POSの担当者からメッセージアプリからメッセージが届きました。
あなたの荷物、液体物入ってたから差し戻されたで。PoslajuKLに取りに来てや。
え…そんなはずないのに…ガビーン
というトラブルがありまして、担当者の指示通りPoslaju Kuala lumpurへ
場所はKL Sentral駅そばのインド人街、ブリックフィールズのエリアにあります。(地図ここ↓)
建物入って右側の「Collectionカウンター」で伝票を見せたらすぐに荷物を持ってきてくれたので、中をあけて確認。
小さな200gくらいの蜂蜜の瓶を入れてたのですが、どうやらそれが引っかかったらしい!
やっちまた!(笑)みなさんはお気をつけて。
そのあと荷物を元に戻したら、カウンターの店員さんが箱にキレイにテープをはり直したりぐるぐる巻きに貼ってくれる作業もぜんぶやってくれて、とても丁寧に対応してくれました。
最初にメッセージをくれた担当者もこちらからの質問にすぐ返信をくれたし、とてもスムーズで助かりました。
追加の支払いや手続き、伝票の書き直しなども特に必要ありませんでした。
アプリから追跡確認
そんなこんなのトラブルで、私も一旦返送の連絡をもらってすぐにPOSに行くことができなかったのでタイムロスが5日ほど発生してしまいました。
今回のエコノミー便の航空便で日本へ送った荷物は7月7日に発送して、7月26日に到着しました。
19日で届いたことになりますが上記のトラブルで5日分ロスしたのでそれを単純に差し引くと、14日。約2週間ですね。
日本の送り先に到着
日本の送り先へは今回も郵便局が配送してくれました。今回も箱に破損なども特になく大丈夫でした。
よっぽど急いでいるとか、大事な高価なものを送るとかでなければ、エコノミー便でも思ってたよりも全然スピード早かったし、追跡もできるからこっちで良いかも。
というのが私の個人的な感想です!次は船便に挑戦してみようかな?
まとめ
サプライズで色々なプレゼントを詰めて送ったので、日本の家族にとても喜んでもらえて、マレーシアから荷物を送ってみて本当に良かったです。離れて暮らして、こんな状況でなかなか家族にも会えずさみしい時代ですが、少しでも温かい気持ちになれる大切な人へのマレーシアからの小包ギフト、おすすめです!
もちろんギフト目的以外でも、マレーシアから日本へ物を送る・運ぶ必要がある方への参考になればと思います。
マレーシアから発送する場合の小包・EMS・郵便情報をお探しの方へ参考になれば幸いです!
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