本記事では、マレーシア トレンガヌ州の州都クアラトレンガヌの街で宿泊したシティホテル「Paya Bunga Hotel Terengganu(パヤ・ブンガ・ホテル・トレンガヌ)」について、部屋の様子、建物内、周辺の雰囲気などを宿泊記として紹介します。クアラトレンガヌの中心地での宿泊先を探されている方へ参考になれば幸いです。
現在マレーシアクアラルンプールに住む私たちは、2022年旧正月期間(1月末~2月初旬)にクアンタン/コタ・バル/トレンガヌ へ「マレー半島東海岸縦断旅」をしてきました。旅行中立ち寄った場所のなかから、それぞれの場所でおすすめのスポットをピックアップして写真と一緒に情報や様子をレポートしています。
Paya Bunga Hotel Terengganu 情報
クアラルンプールから北東、マレー半島の反対側東海岸に位置するトレンガヌ州、州都の街「クアラ・トレンガヌ」。
中でも川が東の海へぶつかるエリアにあるクアラトレンガヌの中心市街には、賑わうベイエリアや歴史のあるチャイナタウンから、活気あふれるセントラルマーケット、様々なモスクやTTI公園など見どころも多い街。今回私たちはクアラトレンガヌで2泊したので、宿泊したホテルを宿泊記として残します。
決め手:市街地の中で立地条件が良かったのと、駐車場が付いているホテルの中で空室が見つかったのでここに決めました。
外観
▼街中でもかなり高い建物なのでベイエリアなどからでも良く見えて分かりやすいビルです。
フロアマップ
18階建て。表記が逆になっているのは何故なんだろう…不思議。
シャリーアホテル
▲こちらのホテル、フロア案内にもある通り広いお祈り室がホテル設備の中に備わっていました。そしてチェックイン後に分かったのですが『Shariah Complementary Hotel(シャリーア・コンプリメンタリー・ホテル)』とのこと。
ロビー
小さいロビーですが綺麗。スタッフさんも親切。車を駐車する場合、出庫する際に一度ロビーで駐車券を清算してもらう必要がありますので要注意です。
部屋タイプ:デラックスルーム
▼今回デラックスルームで予約。一番安いタイプのスーペリアだと窓なしのお部屋とのことでこちらにしました。8階の部屋になりました。廊下やドアの感じは古めかしい感じ。
部屋の中は27㎡ですが意外と広く清潔もしっかりされていました。
ソファー部屋
角部屋だったためかソファーの部屋がベッドの部屋とは別になっており、おもしろいつくりでした。
眺望
目の前はバスターミナルです。奥にトレンガヌドローブリッジや東海岸の海も見えてます。
バスルーム
清潔感問題なし。水圧問題なし。水温調整はちょっとコツがいるのと温水が出るまでちょっと時間がかかりました(でもちゃんと出ました。)
アメニティ情報
設置アメニティはノーマルに最低限揃ってます。石鹸・シャンプー・バスジェル・ハブラシ・綿棒・カミソリ・くし・シャワーキャップ。
▼お水がチェックイン時から一気に4本あったので助かりました。
朝食会場の様子
朝食会場は11階にてビュッフェスタイル。ごはんものラインナップはほぼマレー系の食事でバリエーション豊かです。トレンガヌらしいメニューもあったりして楽しめました。シンプルなパンやフルーツ、たまご料理などもあります。
持ち帰りも可能
2泊目の朝、早い時間にホテルを出発する必要があったため、スタッフの方に確認したところ持ち帰り用のプラスチック弁当箱を用意してくださいました。自分で好きな料理を詰め詰めにして帰りの車の中で食べました。レストランスタッフの方も親切に対応してくれてとても有難かったです。
スイミングプール
同じく11階朝食会場横にはスイミングプールもあります。が、注意が必要なのがここでプールに入るには女性は(子ども女の子も含め)肌を露出しない水着を着用する必要があります。シャリーアホテルだからなのか、そのような決まりが貼り出されていましたのでお子さんを遊ばせたい方は要注意です。
オマケ情報:マレーシア歴代首相
▼朝食会場のすぐ横の廊下に歴代首相の写真がずらっと並んでおりました。これは勉強になるかなと思って1枚撮影しておいたのでここにも貼っておきます。
オマケ情報:マレー系色濃いエリアにつき
これはホテルに限らずなのですが、トレンガヌ州やクランタン州などの東海岸沿いはマレー系の方の割合が95%ととても多い地域です。マレーシアの他の州に比べて外国人の観光客も少ないため、日本人や外国人がいると完全に目立ちます。
これは必ずそうしなければならないという事ではなく、単なる豆知識というか個人的なアドバイスで、私は旅行中できるだけストールを被っておくようにしていました。こうすることであまり目立たず、かつ失礼もないかなと個人的には思います。
なので東海岸の旅ではストールを1枚持っていると便利です。※モスクの中に入る時はもっと肌をがっつり隠す必要あります。
所在地
Paya Bunga Hotel Terengganu/パヤ・ブンガ・ホテル・トレンガヌ
住所:Jalan Tengku Embong Fatimah, 20200 Kuala Terengganu, Terengganu
アクセス
トレンガヌ「Sultan Mahmud空港」からホテルまでは車で約15分。
〈車/駐車スペース〉
ホテルのビル6Fが宿泊者専用の駐車スペースになっています(駐車無料※出庫前にロビーで駐車券の清算が必要です)
バスターミナル
パヤブンガホテルのすぐ横は長距離バスターミナルです。バスを利用して旅行される方にとっても、立地条件は良いのではないかなと感じました。
まとめ
個人的には部屋・立地・価格・眺望・清潔感など総合的に考えても良かったので満足でした。
少し古さがあるのは否めませんが、ホテルは大きなショッピングモールに直結しているため何かと便利でしたし、中心街の観光スポットにも歩いて行ける立地なので、クアラトレンガヌでのステイならここはおすすめできます。
注意点としては、マレー系のホテルなので露出の多いファッション・格好をしたい方や普通の水着でプールに入りたい方には向きません。どちらかと言えば問題なく宿泊出来ることが目的で、ホテルでゆっくりするわけではなく市街地などにアクティブに観光されたい方向けかなと思います。
トレンガヌの離島への前後泊で1泊だけする、という場合にも良いかもしれません。
クアラトレンガヌへの旅行やホテルの情報収集をされている方へ、記事の内容が参考になれば幸いです。
コメント